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照空隊・米野木陣地

 ここは愛知県日進市米野木(こめのき)町北山
 照空隊とは夜間に飛んでくる敵軍の飛行機を照空灯で照らす役目の部隊でした。
 この米野木陣地では太平洋から名古屋方面に侵入してくるアメリカ軍の戦闘機を照らす為に設置されたそうです。ここには遠くの飛行機の爆音を聞き取り、その飛来してくる方向を探るための聴音機も設置されていたそうです。

 土塁のみが残っています。白丸の部分が土塁の内側です。いかにも人工的な地形になっています。撮影は2000年4月2日でした。


 上の写真の円形の土塁の切れ目から見た様子です。この切れ目から人が出入りしたのかも知れません。


 四角形の土塁があるのですが、写真にすると全く様子が掴めません。

参考文献:
 戦時下・愛知の諸記録95 発行者 あいち・平和のための戦争展実行委員会
 戦時下・愛知の諸記録96 発行者 あいち・平和のための戦争展実行委員会
 戦時下・愛知の諸記録2000 発行者 あいち・平和のための戦争展実行委員会
 愛知の戦争遺跡ガイド 改訂版 発行者 あいち・平和のための戦争展実行委員会

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制作 2003年5月1日