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雑記草商店
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0703雑記草
070305最近、店頭でおつまみのジャイアントコーン*1を見かけなくなった。気のせいだろうか。単によく立ち寄る店では置いてないというだけなのか。それともとうもろこし*2の市場価格が高騰している影響なのだろうか。とうもろこしの先物市場価格*3は去年の九月頃は1トン当たり二万円弱だったのが最近は1.5倍の三万円弱にまでに上昇している。
*1 ジャイアントコーン
*2 世界一やさしい先物取引入門 その18:穀物卒業!
*3 Mr.トーコクの「農産物先物取引」講座:「農産物先物取引」って何?:農産物の価格
070306数日前にアメリカ本国のアマゾン*1からメールが来た。「Your Amazon.com order has shipped 」と題目にある。「出荷済み」とは一体どういうことか。アメリカのアマゾンに注文した憶えがない。
中身を読んでみると「Mr. Magoo Show Complete Dvd*2」を送ったとある。「Mr. Magoo」ならば何らかの手違いであっても大歓迎である。「Mr. Magoo*3」とは、かって日本でもテレビジョン放映されていたアメリカ製の漫画で、邦題は「がんばれマグー*4」だった。幼少の頃に観ていた懐かしい漫画である。
件の品物の値段は35.98ドル。送料は5.98ドルで合計が41.96ドルとなっていた。なんか割高の様な気がするが、まぁいい。到着予定は三月二十七日と書いてあった。相当、時間が掛かる。船便*5だろうか。
そのMr. Magooが今日到着した。早い。小包にはDHL*6と書いてあるから、飛行機で来たのだろう。開けてみると四枚組のDVDだった。四枚組で35.98ドルならば普通である。それに航空便で送料が5.98ドルというのは安すぎるような気がするが、アマゾンに対する大口割引なのだろう。
アメリカ製のDVDなので、通常は日本のDVD再生機では観ることができない*7。アメリカ製のDVDが観られるようにと「通常ではない」DVD再生機*8が家にある。これならば試聴に全く支障はない。しかし今回は念のため通常のDVD再生機で再生してみたら再生できた。DVDの箱にははっきりと北アメリカ地域専用*9と書いてある。何となく得した気分になった。
同梱されていた請求書には「Your order of May 2, 2005」とある。なんとほぼ二年前に注文したと書いてある。確かに丁度二年前*4に「がんばれマグー」の記事を雑記草で書いている。この時注文したのだろうか。
このようなことは日本では考えられない。注文した品物が在庫切れなどであれば、顧客にその旨を伝え手配を中断するのが普通である。顧客に配送するまで何年も受注状態を継続させるのが西洋式だろうか。そういえば、三ヶ月待たされてしびれを切らせて注文を取り消した*10ことを思い出した。今回は注文したことさえも忘れていた。
*1 Amazon.com
*2 The Mr. Magoo Show™ Complete DVD Collection
*3 Toon Tracker's Mr. Magoo Page
*4 マグー
*5 国際郵便料金:国際小包
*6 DHL | Japan | DHL Japan ウェブサイトへ ようこそ
*7 DVD
*8 Marantz DVD Player Code Free Modification
*9 DVD Recording Guide / 第2回 DVD機器をチェック!
*10 DVDの注文(2)
070308こんな事を忽然と思い出した。高校生の頃、有吉佐和子*1を「ありよっさ かずこ」、武者小路実篤*2を「むしゃこ ろみあつ」と読んで面白がっていた。
*1 有吉佐和子
*2 実篤記念館ウェブ
070309ある本屋に立ち寄ったら物凄く高い本が置いてあった。笠井寛司という人が著した「増補改訂版 日本女性の外性器*1」と題された本であった。税込みで五万円。本の大きさを示す箱に複写された表紙が貼り付けてあるだけなので本の中身は見ることができない。買いたい人は係員に申し出て欲しいと大きく書いてある。
著者の笠井寛司氏は産婦人科医で、既に故人となっているらしい。本には八千人以上の日本女性の外性器の写真が載っているらしい。一応、医学専門書の体裁を保っているだが、件の書店ではエロ本*2区画のごく近傍に置かれていた。
この本の出版元では、この本を通信販売で買うには「購入目的*3」を伝えないといけないようだ。刑法の175条*4に「わいせつ物頒布は違法」と書いてある。わいせつ物かどうか*5を誰が決めるのかはよく判らないが、この本を買う人の動機を調べた結果、すけべ心は一切なかったとなったとしても、それが「わいせつ物ではない」という根拠にはならないだろう。その画像によって劣情が催されるかどうかが論点であって入手する動機は関係ない。訴えられた時にエロ目的で購入する人はいないので「わいせつ物」ではない、と主張するためだろうか。
一方アマゾン*6では他の書籍と同じ扱いになっている。
*1 株式会社フリープレス WEBサイト医学・健康書3
*2 エロ本伝説
*3 株式会社フリープレス WEBサイト ご購入に関して
*4 第22章 わいせつ、姦淫及び重婚の罪
*5 第1章 刑法175条における「わいせつ」
*6 雑記草商店
070310家電量販店でデジタル写真立て*1という物を見かけた。普通の写真の大きさの液晶画面で画像を表示するようになっている。デジタルカメラで撮影した画像のデータが入ったメモリーを挿せば、パソコンがなくても直ぐに画像を見ることができる*2らしい。ここ*3やここ*4など複数の業者が製造している。
九年ぐらい前にスライド写真*5を一枚だけ表示する器具が発売された*6。後ろが光ってスライド写真がよく見えるようになってた。後ろの照明は電池で光る。
一度に何枚ものスライド写真を見る*7ことができるようになっているのが普通であるが、これは敢えて一枚だけ見るための物*8だった。この器具は使い方によっては写真立てにもなった。この頃からから考えるとかなり進化した。
デジタル写真立ては画像を表示するために電源を必要とする。本当の写真立てのように電源も何も必要としないのがいい。太陽電池で動作するようになっていれば普通の写真立てのように扱える。
*1 デジタルフォトフレームの通販サイト|デジタル写真たて|写真立て|デジタルアルバム
*2 デジタルフォトフレーム|デジタル写真たて|写真立て〜デジカメの画像を取り込む
*3 閲覧して飾る新しいカタチの写真立て|photoplayer|
*4 デジタルフォトフレーム SIREN | DF100
*5 映写スクリーン
*6 コダックから手のひらサイズのスライドビューア登場
*7 FUJIFILM | パーソナル製品 | フィルム/カメラ | 写真用品 | スライドファイル | ライトボックス
*8 月刊日本カメラ1998年6月号
070311篠原涼子*1とミィ*2もしくはミムラ姉さん*3とはよく似ている。鼻の形が良く似ている。この関係はキャメロン・ディアスとねずみのジェリーとの関係*4と同じだ。
*1 篠原涼子 Ryoko Shinohara
*2 Moomin3
*3 画像: 恋するムーミン ― ムーミン・コミックス 第4巻: トーベ ヤンソン,ラルス ヤンソン,Tove Jansson,Lars Jansson,冨原 眞弓
*4 キャメロン・ディアスとジェリー・マウス
070312包丁*1の語源は荘子*2に出てくる料理人*3と聞いたことがある。元々は「庖丁」と書いた。包丁は戦後の漢字の書き換えによる。因みにコンピュータで表示される「庖丁」の「庖」は俗字で、本来は「己」の部分は「巳*4」である。
庖丁とは、荘子に登場する料理人の名前ではなく、料理人そのものを指すらしい。荘子に出てくる人を指す場合は「ほうてい」と読む。「庖」は台所を意味し、「丁」は公役の人夫として徴発された男、しもべ等を意味する。従って宮廷の料理人と解すべきなのか。
出刃庖丁*5の語源は、この庖丁の考案者が出っ歯だったから*6と言う。言海*7にも「創意者境ノ鍛工某ノ露歯(でば)ナリシニ起ルト云フ」とある。
よほど印象的な出っ歯*8だったのか。本人名前よりも出っ歯が発明品の名前として残るのは珍しい。カーディガン*9は考案者の名前から付けられたが、それが「でこ髭*10ベスト」だったり、 ディーゼル機関*11が「ひげめがね*12エンジン」となるようなものである。
本当に出っ歯が語源なのだろうか。
*1 包丁どっとこむ【包丁の種類】
*2 松岡正剛の千夜千冊 『荘子』荘子
*3 包丁(ほうちょう) - 語源由来辞典
*4 己已巳
*5 千日前道具屋筋商店街
*6 出刃包丁の由来/土佐打刃物屋
*7 へちまの語源
*8 Freddie Mercury: Information from Answers.com
*9 人の名前が付いた食べ物
*10 J.T. Brudenell, 7th Earl of Cardigan (1797-1868) General
*11 ISUZU:ディーゼルコミック〜ディーゼルエンジンをもっと身近に〜
*12 Rudolf Diesel
070313般若とは、もともと梵語*1で「智慧」という意味らしい。仏教用語では悟りを開いた時の根源的な智慧とも解されている。般若心経*2の般若はまさにこの根源的な智慧という意味であろう。
能楽に使う鬼女の面で「般若*3」と名付けられたものがある。「般若」というと仏教用語や般若心経ではなく、まず面の方が頭に浮かぶ。
この面の名前の由来は何か。怨みや悲しみを表現している面なので、本来の「般若」の意味とかなり食い違っている。これは昔、般若坊という有名な面打ち*4がいて、この鬼女の面を作るのが特に素晴らしかったので、面その物がそう呼ばれるようになったらしい。これは庖丁や出刃庖丁の語源*5によく似ている。
別の語源説もあった。能*6の「葵の上*7」に、僧が鬼女を祓って「那謨三曼荼羅云々」と唱えると鬼女はそれを聞いて「やらやら恐ろしの般若聲や」と叫ぶ場面がある。これが誤って解釈され、鬼女の面の名前になったという。僧が唱えたのは般若心経で、鬼女はその経によって成仏する。
もう一つあった。梵語の怪物を意味する「般荼(ハンツア)」が転じた*8、という。
どれもしっくりこない語源説である。
*1 梵字字典・辞典・事典・梵語・ぼんじ・bonji
*2 般若心経
*3 異相 (老体・女体・男体) | 面 | 能楽とは | 能楽事典 | 社団法人 能楽協会
*4 能面について/能面師 倉林 朗 能面 展示室
*5 庖丁
*6 謡
*7 葵上
*8 稱名念仏九旬供花一夏持斉禪律斗藪行人等接待千僧供養非人施行等也〔至徳三年本〕稱名念佛九旬供花一夏持齋禪律斗藪行人等接待千
070315「笑止」を誤解していた。誤解していたのは意味*1ではない。成り立ちである。
「笑い止まず」で「笑止」と思っていた。ばかばかしいので笑いが止まらないと言うわけである。考えてみると「笑い止まず」でれば、「笑不止」になりそうだ。
これは和製の漢字熟語らしい。「勝事(しょうじ)」が転じて「しょうし」となり「笑止」という漢字が当てられたと言う。「勝事」というのは、優れていること、りっぱなことが元々の意味で、それが変化して大事件、異常な事件と言う意味にも解されるようになった。そこからどういうわけか「笑う」という字が当てられるようになったらしい。
この「笑う」という字が当てられたことによって「大事件、異常な事件」の意味が更に「おかしいこと、ばかばかしいこと」に転じたのではないだろうか。
*1 しょうし せう― 1 【笑止】 - goo 辞書
070316久し振りに大手古本チェーン店*1に行った。この店で売れる本は漫画やベストセラーなので、辞書の類は買取はするが、売れにくい。店として在庫をなるべく持ちたくないのでこういう本は比較的安くなっている。これまでに二冊安く辞書を手に入れている*2。
今回は一度に三冊の辞書を購入した。一冊は研究社の「リーダーズ英和辞典 初版(並装)」である。これは500円だった。既にリーダーズ英和辞典は二冊所有しているのでこれは三冊目である。とは言っても三冊それぞれ違う。今回買ったリーダーズは表紙がビニール仕立ての並装*3で、一冊は同じく初版の革装*4、あと一冊は第二版の革装*5である。初版の革装は新本で十数年前に買った。第二版の革装は四年ほど前にこの大手古本チェーン店で手に入れた*6。
500円でも非常に綺麗である。同じ辞書があるから必要ないが、安いので嬉しくなって買ってしまった。
二冊目は旺文社の「全訳古語辞典*7 第二版 小型版」である。これは105円だった。古語辞典は前から欲しかったが、何となく買いそびれていた。105円だったので買った。殆ど使った形跡がない。
三冊目は「新版 音楽辞典*8」である。これも105円だった。用はないけど105円だから買った。出版元は風変わりな辞書の発行で知られる東京堂出版*9である。一般家庭での実用性は殆どない。そして読み物としても今一つの辞典である。それは見出し語*10にローマ字で表記された原語が用いられ、それがアルファベット順に並んでいる。日本語仮名ローマ字変換ページもない。つまり音楽専門家用の辞典なのである。これも殆ど使った形跡はない。ただし箱がなかった。
*1 本を売るならBOOK OFF(ブックオフ)
*2 安く手に入れた国語辞典
*3 NII -The National Institute of Informatics
*4 製本と装丁 | インキュナブラ〜西洋印刷術の黎明〜
*5 リーダーズ英和辞典 第2版(革装)
*6 安く手に入れた英和辞典
*7 旺文社全訳古語辞典〔第三版〕
*8 新版 音 楽 辞 典
*9 東京堂出版
*10 Yahoo!辞書 - 「大辞泉」凡例
070317パソコンでwebサイト*1を閲覧していたら、末の娘*2が「動物の絵を描くから何か言ってみて」と言ってきた。ちょうどベルツノカエル*3の解説を見ていたので「カエルを描いて」と言うと、娘は「カエルは虫だよ。動物を言って、どうぶつ」と返してきた。
娘にとって「動物」とは動く生き物全般ではなく、獣(けもの)だけを指しているのだろう。「虫」は百足、ダンゴムシ、蜘蛛、昆虫、爬虫類、両生類などに違いない。鳥は鳥、魚は魚、貝は貝だろう。この分類方法は昔の日本人の分類方法*4と殆ど同じではないか。
とは言え、動物を獣に置き換えれば*5、現代の「虫」の辞書的な意味*6と一致している。
*1 Webサイトとは 【web site】 - 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
*2 ロバート
*3 カエルの飼育―Frog culture as a hobby
*4 hokusaimanga.jpg
*5 どうぶつ 0 【動物】 - goo 辞書
*6 むし 0 【虫】 - goo 辞書
070318JBL*1のスピーカ「Project EVEREST DD66000*2」には純粋なベリリウムでできた部品が使われている*3らしい。それは高音を再生するスピーカの振動板の部分*4である。ベリリウムを使うと高い音が再生しやすい*5ようだ。
ベリリウムは猛毒*6と聞いている。そんな猛毒を使った製品を一般消費者に販売していいのだろうか。猛毒*7と言えば、フグ毒*8やボツリヌス菌の毒*9を思い浮かべる。
調べてみる*10と、それ程の毒物でないような気がしてきた。毒には違いないが、直ぐ死に至ると言うほどでもない。水銀や鉛など身の回りにあるような毒*11と同じ程度と考えればいいのではないか。そんな気がしてきた。
*1 JBL HOME AUDIO|products/製品情報|ハーマンインターナショナル
*2 JBL 60th Anniversary|ハーマンインターナショナル
*3 JBLから60周年記念のフラグシップスピーカー「Project EVEREST DD66000」登場 オーディオニュース
*4 スピーカの音圧解析:JMAGアプリケーションカタログ
*5 ITmedia +D LifeStyle:JBLの新たな頂き――「Project EVEREST DD66000」
*6 ベリリウム Be
*7 生物毒とは:いろいろな生物の毒の話
*8 ふぐに毒あり
*9 ボツリヌス菌培養装置
*10 Beryllium
*11 健康に悪影響を与える可能性のある魚介類中に含まれる物質などについて
070319掲示板の改造を行った。自動書き込みがなかなか減らないので、その対策を施した。掲示板のURLを変更で対応*1する方法を取っていたが、結局いたちごっこになっている。
対策方法をいろいろ考案しているサイト*2を見つけた。その中で直ぐにできそうな対策があったので適用してみた。掲示板へのリンクをJavaScript*3を使って表示する方法である。しかも記述されたプログラムの中には掲示板のURLが入っていない。URLは予め適当な文字数で分断して書き込まれている*4。リンクを示している文字をクリックすると分断してある文字列を元のURLに戻してリンク先に飛ぶようになっている。こうすればリンクを辿ってURLを解析する巡回ロボット*5にとって掲示板の場所が見つけにくくなる。筈である。
*1 掲示板の自動書き込み対策(2)
*2 掲示板改造支援サイト - 迷惑な掲示板スパム・掲示板荒らし行為の完全排除を目指して -
*3 JavaScriptとは - 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
*4 掲示板改造支援サイト - javascript表示
*5 クローラー(Crawler) とは | アクセスログ解析用語集 | ミツエーリンクス
070320科学者でも幽霊が怖いらしい。人間である以上怖い物はあるに決まっているが、科学者が幽霊を怖がることもあるという記述を見て少々驚いた。
幼少の頃は幽霊が怖くて*1仕方がなかった。幽霊の存在*2を信じていたからである。信じていないから大人になった今は怖くない。身の危険を感じるから怖いと思う*3のであって、そういう可能性がないと確信できていれば、恐怖など感じられない。幽霊が存在して何か自分に悪さをするのではないかと思っているから怖い。「幽霊なんか存在するはずがない*4」と確信していれば怖いはずがない。とはいっても闇夜や物音が怖い場合がある。これは床が抜けるのか何が降ってくるのか判らない、不審者がいるかもしれないと言った恐怖であって、幽霊がいそうだからではない。
科学者が幽霊を怖がるとは一体どういうことだろうか。科学者の中でも幽霊を信じる人はいるのだろうか。科学と幽霊とは対極をなしているだろう。これらを同時に信じることは矛盾していることにならないのだろうか。学者にとって矛盾は一番恐ろしい*5はずである。科学は自然を矛盾なく説明するためにある。その発達を担うのが科学者なのに幽霊を信じるとはどういうことか。
もしかしたら「何があるか判らない諸々」を「幽霊」という言葉に代表させているだけなのかも知れない。それならば納得できる。それとも「神」と「幽霊」とをごちゃ混ぜにしているのか。「神」をこの世界全体を司る何かを擬人化したもの*6とすれば、幽霊とは違う。幽霊は人間の怨念などが実体化したようなものだから神の存在を信じるのとは訳が違う。
少なくとも子供の頃に感じていた幽霊に対する恐怖と同じ質の恐怖、矛盾なく説明ができない恐怖を感じているいるのであればその科学者は特異な科学者の部類であろう。
*1 昔見た幽霊
*2 幽霊
*3 大仏恐怖症
*4 お化けなんてないさ おかあさんといっしょ 歌詞情報 - goo 音楽
*5 ゲーデル数
*6 一神教と多神教
070321「雑記草」は、筆者が作った言葉*1である。そうだと思っていた。調べてみるとかなり昔からある言葉だったことが判った。
国立国会図書館のサイト*2にデジタルアーカイブポータル*3というのがある。ここでは図書館に保管されている文献の情報が公開されている。これの検索機能を使って調べた。「雑記草」を検索語として入力すると数件検出される。
「院中御祈始雑記草」「伏見貞教親王任宮叙品等宣下申沙汰雑記草」「石清水放生会参向雑記草」「維摩会参向雑記草」「石清水臨時祭申沙汰雑記草」「俊克卿雑記草」の六つが出てきた。最初の一つの著者は甘露寺規長*4、後は坊城俊克*5である。一番古いのは「院中御祈始雑記草」で1735年に作成された。
「いんちゅう おいのりはじめ ざっきそう」と読むのだろうか。
*1 雑記草の由来
*2 国立国会図書館-National Diet Library
*3 国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(ndldap) - プロトタイプ
*4 江戸大名公卿net 甘露寺(かんろじ)家
*5 江戸大名公卿net ■武家伝奏
0703231905年にアメリカのAlbert Marsh*1と言う人がニクロム線を発明した。これによりトースター*2や電気ストーブが頻繁に作られるようになった。
1930年代には熱源にこのニクロム線を用い放物面(パラボラ)反射鏡を使った*3放射式電気ストーブも作られたらしい。
これは数年前から新聞の通信販売などで見られる扇風機型ヒーター*4ではないか。六年ぐらい前に記事として取り上げた*5ことがある。この冬用扇風機の熱源はニクロム線ではなくセラミックヒータ*6だが、考え方は同じである。放物面を持った反射板で熱線を前面に放射させるだけ*7だ。それを件の広告では「衛星放送*8のパラボラアンテナ*9の技術を応用」などと大袈裟に書いてあった。
太古の昔からあるパラボラ反射板*10なのに最新技術を使っているかのような表現だけでも噴飯物なのに、八十年以上前にすでにあったパラボラ反射板電気ストーブの焼き直しだったとは恐れ入った。
これこそ楽して儲ける商売の王道なのだろう。
*1 Albert Marsh, Inventor, Scientist
*2 1 9 0 0 - 1 9 2 0
*3 Heater etc. manufacturers L - Z
*4 フニワラさんの「使ってみました!」シリーズ・3 即暖!ハロゲンヒーターを語る。 - [住まいを考える]All About
*5 冬用扇風機
*6 遠赤外線セラミックヒーター
*7 関西電気保安協会:絵で見る電気安全:こちら電気相談所:ハロゲンヒーターはどうしてすぐに暖かくなるのですか?
*8 110CS
*9 国立博物館-宇宙の質問箱★拡大画像
*10 Archimedes and his Burning Mirrors, Reality or Fantasy?
070324面白いスポンジ*1を見つけた。台所用洗浄スポンジである。スポンジの角が鋭角になっている*2。これによって食器の細かいところがしっかり洗えるようになっていると言う。
通常、店で売っている台所用洗浄スポンジは大抵四角で角が直角*3になっている。これはこれで本来のスポンジ*4よりは細かいところに届くようになっているような気がしないでもない。
このスポンジ*5の特徴は角が尖っているだけではない。このスポンジでコップの底を洗おうとして写真*6のようにM字になった方をコップの底に押し当てた時、尖った部分が外側に開いて更にコップの底の角によく当たるようになっている。これはよく考えてある。
この鋭角の部分が片方しかないのが残念だ。もう一方もそうなっていると二倍使える。しかしそうすると製造工程で捨てる部分が出てきてしまう。捨てる部分を全くなくして両方に「M字」を形成する方法はないのだろうか。
ないこともない。こんな感じに菱形に切ったスポンジを二枚重ね合わせてくっつける*7。製造工程が増えて値段が高くなるが、無駄なく両側に「M字」ができる。
*1 ウレタンスポンジ バリューソフト - キッチン用品(スポンジたわし) - 3M クリーニング/はっ水・はつ油スプレー
*2 パッケージOPEN
*3 Meet the Characters SpongeBob
*4 NATURAL SEA SPONGE SPA GIFT SET
*5 パッケージOPEN
*6 scene_ms76kg.jpg
*7 sponge.gif
070325雑記草内検索*1を少し改造した。従来は検索語句を二つ以上入れると、検索結果ではどれか一つの語句のみが強調されて表示されるだけだった。表示は片手落ちであるが、検索結果自体は全ての語句が反映されている。これを修正した。
検索プログラムは既存の物を改造*2して使っている。既存のもの*3も当初は前述のような表示の仕方だったが、数年後に改良されていた*4。そこで今回はその改良された部分のみを移植したのである。
検索の初期画面*5も少し変えた。
*1 雑記草内検索
*2 雑記草内検索
*3 WwwSearch Ver3.11p
*4 WwwSearch Ver3.15利用メモ
*5 雑記草検索
亀が冬眠から目を覚ました。飼っている亀七匹*1のうち二匹のクサガメが水苔の上*2に出て動き回っている。去年の冬眠明けは四月七日だった*3。この日に水槽の水苔を取り除いている。少しずつ冬眠明けの時期が早まっている。やはり年々暖かくなっているのだろうか。とは言え寒くなるよりは暖かい方がいい。この暖かくなる原因が二酸化炭素の増加かどうかは判らない*4。もっと他に原因があるのではないか。
まだ動き回っているのは二匹なので、水苔を水槽から出すのはもう少ししてからにしよう。
*1 tail.jpg
*2 suisou.jpg
*3 亀の冬眠明け(4)
*4 地球温暖化(4)
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