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0605雑記草
060502インターネット上の百科事典ウィキペディア*1が「goo辞書*2」で利用できるようになったことを知った。ウィキペディア*3は単なる百科事典ではなく、インターネットを利用した独特仕組みを持っている。つまり利用者の誰でもインターネットを使って編纂に自由に参加できるようになっている。
ウィキペディアの存在を知ったのは今から三年ほど前*4だった。インターネットのリンク*5という仕組みを使えば、地球全体に散在する知識をまとめて一冊の百科事典ができる。百科事典でよく出てくる「〜を参照せよ」というのは百科全書の登場によって作り出された*6。「〜を参照せよ」をクリックするだけで簡単に表示されるよう自動化したのがweb上のページにおける「リンク」という仕組みに他ならない。web上では泡沫のようにページが生まれたり消えたりする。リンク先は不安定なのである。これではリンク切れによって「〜を参照せよ」がすぐに機能しなくなる。ウィキペディアのように文章を保存する場所を提供して自由に知識を書き込むようにすれば、リンク切れの心配はなくなるし、散在する膨大な知識を簡単に集約することができる。
誰でも自由に編纂に参加できると言うことから、その内容の確度の保証するのが難しくなると思ってしまう。しかし多くの人が編纂に加わることにより誤謬を犯したり内容が偏る確率を低くできる、としている。そう言われれば、なるほどと思う。
しかしこれは疑わしくなってきた。以前に「トランジスタを発明したのは日本人」説*7について書いたことがある。時代背景などを勘案すると日本人が最初にトランジスタを発明したという話は荒唐無稽な話だが、ウィキペディアにはこういった説もある*8と書かれていた。これを読んだ瞬間、編纂の自由参加機能が上手く働いていないと思った。多くの人々が関心を持つ項目に対しては、編纂に加わる人の数や回数が必然的に多くなるので誤謬の確率は減る。多くの人々に関心を持たれない項目はその逆で、一旦、間違った情報が書き込まれると訂正もされずに放置されることになる。書かれた情報については、その内容について責任を持つ義務を負う必要がないので更に間違った情報が掲載される可能性が高くなる。
多くの人が関心を持つ事柄は百科事典でなくても調べることができる。百科事典の利点は、何を頼りに調べればいいのか判らないような散在した知識が一所にまとめられて調べやすくなっている点である。つまり少数の人々ための項目の集積が多くの人々にとっての有用となっているのである。この肝心な点でウィキペディアは心許ない状況になっている。
そんな中途半端な百科事典と編集者が明確になっている辞書とを同列に扱っていいのだろうか。goo辞書は勇み足になっている。
*1 メインページ - Wikipedia
*2 フリー百科事典から検索する goo 辞書の使い方
*3 ウィキペディア - Wikipedia
*4 ウィキペディア
*5 リンク
*6 相互参照
*7 トランジスタの発明(2)
*8 内田秀男 - Wikipedia
060503ロシアの民芸品「マトリョーシカ*1」は、同じ様な仕組みの日本の玩具*2が起源*3らしい。海外の文献*4にもそのようなことが書いてある。
海外の文献*5を見てみると「Fukuruma」という言葉が出てくる。日本の「Fukuruma」がマトリョーシカの起源なのだと解説してある。日本語文献だと「七福神」もしくは「十二卵」が起源*6となっている。それでは「Fukuruma」とは一体何なのか。「ふくるま」とは何を指しているのか。
海外文献*7では、「Fukuruma*8」とは仏教に登場する禿頭の賢い老人と説明されている。そうなると十二卵よりも七福神*9の方が近い。その中でFukurumaという音に一番近いのは「福禄寿」である。福禄寿*10は禿頭だからぴったりである。とはいえ「ふくろくじゅ」と「ふくるま」とでは最初の方しか合っていない。達磨*11との合成とも考えられるが、外国人がわざわざ合成語を作るとは思えない。「ふくるま」の語源は一体何か。
*1 前生説
*2 『箱根全山』旅のテーマパーク箱根 - 〈ようこそ箱根町へ〉 ●挽物細工「十二たまご」と「三十六たまご」
*3 『箱根全山』旅のテーマパーク箱根 - 〈ようこそ箱根町へ〉 ●箱根とロシアの意外な関係〜「七福神」と「マトリョーシカ(Matryoshika)」
*4 History of Russian matrioshka nesting dolls with flower painting, traditional stacking dolls, Semionovo matryoshka and Sergiev Posad Russian dolls
*5 Welcome to Russian Dolls and Boxes - Matryoshka History
*6 DADandMAM-3-011-DAD-Ireko-Zaiku 011 入れ子細工、箱根からロシアへ
*7 Matryoshka Doll - Background, History, Raw Materials, Design, The Manufacturing Process, Byproducts/Waste
*8 fucu.jpg
*9 七福神
*10 實山 1 福禄寿図
*11 相国寺>散策>法堂:達磨大師
060504日本で最初にできたと言われている歩道橋*1を見に行った。巷間では、最初の歩道橋は大阪駅前の歩道橋と言われているが、愛知県清洲市*2にある歩道橋が先にできたととも言われている。既に壊されたかもしれないと思っていたが、webで調べたらまだあることが判った。こちらの方を見に行った。
道路を使う者の中で最も立場が弱いのは歩行者である。本来、この弱者が優先して道路を使えるはずである。そうでないと社会正義に反する。高度な人間社会とは言えない。それにもかかわらずその弱者にわざわざ階段を使わせて、自動車を優先させて通行させる。これが歩道橋である。「橋」と言うぐらいだから、自動車の流れを川の流れに見立てているのだろうか。川は自然だからどうしようもないが、自動車は例外なく人間が操縦している。そしてその流れは止められないかの如く橋を架ける。考えてみるとこういう発想は異常である。更には普段車椅子をなどを使用していて階段の利用がままならぬ人を完全に遮断している。
自動車に轢かれて命を落としたら、歩行者優先も何もない。だから道路に橋を造って学童を守るのだ、と言うかも知れない。道路を使って通学している以上、危険なのは交差点だけではない。他の場所よりも危険の度合いは高いが、相手は人間がなのである。法規制を厳しくするなど対処する方法はいくらでもあるはずだ。
歩道橋は「自動車最優先」という歪んだ考え方が生み出した産物である。そんな不名誉なものの一番最初が愛知県にある。愛知県は自動車産業が発達している*3。人よりも産業が優先、という考え方の象徴とも言える。
負の象徴として保存されるべきと思うのだが、一般には歩道橋がそう言った感覚で捉えられていないこと、また日本で最初もしかしたら世界で一番最初の歩道橋というのは史跡として取るに足らないことなので、そういった話は今もこれから先も出てこないだろう。ということでいつ何時取り壊されるか判らないので、見に行ったのである。
これ*4がその歩道橋である。1959年6月27日に造られた*5といわれている。47年前だ。コンクリートが剥がれて鉄筋が見えているところ*6や砂利が浮き出ているところ*7を見ると歴史を感じることができる。これは戦争遺跡*8にも通ずる。
銘板*9があった。ところが何が書いてあるのかさっぱり判らない。画像処理をしても字が浮き出てこない。これがはっきりすれば建造年月日も確定するだろう。この銘板は橋桁の端の方*10にあった。銘板を近くで写そうと思い橋の上で手すりの隙間から手を伸ばして、当てずっぽうに何回もシャッターを切ったが、見当違いな写真*11ばかりしか撮れなかった。
*1 日本最初の歩道橋(2)
*2 清洲市
*3 地域のレポート, DBJ 東海支店 愛知県における自動車産業クラスターの現状と発展可能性
*4 hodoukyou.jpg
*5 夏休み自由研究「おたすけ隊」!!
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*8 高射砲隊・笠寺陣地
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*10 hodoukyou5.jpg
*11 hodoukyou5.jpg
060505名古屋ボストン美術館*1に行ったら、「花鳥画の煌めき*2」と題された展示が行われていた。花鳥が描かれた中国や朝鮮、日本の美術作品が数多く展示されていた。
展示会場の入り口直ぐのところに古代中国の青銅器*3が置いてあった。それには「き鳳ゆう」と名前が書いてある。本当は全部漢字で書いてあったがパソコンでは表示できない。中国でしか使われない漢字ではなく、日本の漢和辞典に載っている字である。使用頻度が低いのでコンピュータの漢字表*4に登録されていない。名古屋ボストン美術館のこの青銅器を紹介しているページ*3では、この漢字を画像データを用いて表示*5している。
「き」はこう*6、「ゆう」はこう*7書く。この名前で数分間この青銅器に釘付けになってしまった。
「ゆう」は初めて見る漢字であった。酒を入れる器という意味らしい。「き」は知っている。雑記草で何度も記事として取り上げた*8。「き」は鳳凰と同じ想像上の動物の名前を表す。顔が牛か獅子舞の獅子のようで足が一本しかない怪物の名前*9である。器には鳳凰らしき絵が描いてあった。それは一見して判った。「き」はどこに描かれているのか。この青銅器を数分間も眺めたのは、これを探すためにだった。
ところがそれらしき絵が見つからない。説明書には「ゆう」の意味は記されていたが、「き」の意味が一切書かれていなかった。何故「き鳳ゆう」という名が付けられているのだろうか。
家で漢和辞典を調べてみると、「き鳳」とは一本足の鳳凰のことだった。青銅器に描かれる模様で大抵は左右一対で描かれるらしい。確かにそうなっていた。「き鳳」で一つの言葉なので、「き」は登場しないのか。そうなると「き」は牛に似た一本足の怪獣専用の漢字*10と思っていたが、そうではないことになる。
*1 名古屋ボストン美術館
*2 名古屋ボストン美術館
*3 名古屋ボストン美術館
*4 幽霊漢字
*5 18_03_8.gif
*6 005746.gif
*7 002791.gif
*8 複雑な漢字(2)
*9 きの神
*10 きの神(2)
060506現行憲法の改正*1の根拠の一つに「アメリカ占領下で制定された憲法だから*2」というのがある。独立国家として他国が考えた憲法*3をいつまでも護持しているのはおかしい話だというのだ。
このこと一つが憲法改正*4の動機となることはないだろうが、判りやすい考え方なので改正の根拠として頭の中に残りやすい。
しかしそもそも日本は戦後、本当に独立国家になっていると言えるのだろうか。独立国家の定義をどう考えるかによるが、アメリカ合衆国*5のような国は誰から見ても独立国家だろう。東ティモール*6などはまだあやしいと言えそうだ。
日本の場合、他国と完全に独立した独自の政治体系を保有し、国連にも加入している。一方、経済や文化、教育などかなりアメリカの影響を受けている。言葉も英語、米語を不必要に取り入れている*7。強制されているわけではなく自発的だが、むしろその方が独立しているという意識が低いかもしれない。
それに日本国領土内にアメリカ軍の基地*8がある。正確にはアメリカ軍のある場所は日本の領土になっていないので、「日本国内」とは言えないが、他国の軍隊が自国内に恒久的に駐留している国*9は完全な独立国家と言えるのだろうか。
日本はアメリカ合衆国の自治権のある準州*10と考えた方がすっきりする。またはアメリカ合衆国の「藩*11」と考えてもいいかもしれない。領土と自治権を与えられているが、アメリカ政府(ナイアガラ幕府*12)には絶対忠誠を誓っている。
このように完全な独立国家ではないのだから、「他国が考えた押しつけられ憲法だから改正する」と言う根拠は成立しない。日本国憲法*13改正はもっと先の話だ。
*1 日本国憲法 第9章 改 正
*2 ■小沢一郎ウェブサイト■
*3 ほぼ日刊イトイ新聞 - 憲法にわくわく?
*4 日本財団図書館(電子図書館) 私はこう考える【憲法改正について】
*5 Welcome to the White House
*6 外務省: 最近の東ティモール情勢と日本・東ティモール関係
*7 印度人もびっくり
*8 NHK週刊こどもニュース:今週の大はてな1999 沖縄の普天間基地の移設問題
*9 日米安保条約基礎知識 - [よくわかる政治]All About
*10 グアムとサイパン
*11 沖縄の廃藩置県
*12 Niagara Falls USA's Official Web Site
*13 日本国憲法の誕生
060507十一月の札*3に何故、尾張出身*4の小野道風*5が登場するのか。
小野道風が登場したのは明治時代以降*6らしい。それまでは誰が描かれていたのか。仮名手本忠臣蔵*7の五段目に登場する定九郎*8らしい。苗字は「斧*9」という。地方札では小野道風ではなくこの定九郎らしき人物が傘をすぼめて雨の中を駈け抜けていく姿*10が描かれているものがある。それにしても何故これだけで仮名手本忠臣蔵の定九郎に特定*11できてしまうのか。他の絵の登場人物*12と考えることはできないのだろうか。絵柄が考えられた時代では人形浄瑠璃や歌舞伎が最も人々に馴染み深かったとも言えるので、それの登場人物だと考えるのが普通かも知れない。
それが小野道風*13に入れ替わった。小野道風と定九郎とでは全く接点がない。もしかしたら全く別の発想から成立した絵柄ではないのか。どういう事情か判らないが、とにかく明治維新後に誰かが新しい図案を考えた。
柳と雨ならば蛙が相応しい。柳に飛びつく蛙と来れば小野道風*14、となったかも知れない。逆に小野道風になる前は定九郎だったと言うのは、「小野」と「斧」とを掛けて遡った後付け説とも考えられる。雨の中を傘をすぼめて駆け抜ける人物*15は誰でもよかったのではないか。
*1 花札(3)
*2 博物館-花札-
*3 大阪屋製菓
*4 春日井市ホームページ 施設案内 小野道風
*5 高橋泥舟
*6 ギャラリー 花札 花札12ケ月
*7 仮名手本忠臣蔵
*8 歌舞伎浮世絵画廊〜忠臣蔵〜仮名手本忠臣蔵 五段目
*9 201-1467.jpg
*10 ギャラリー 花札 echigo-ooishi-4.jpg
*11 201-4/201-4666.jpg
*12 hiroshige.jpg
*13 なぜ書のまちなの
*14 春日井歴史散策 その24 小野道風公の像
*15 ギャラリー 花札 echigo-ninten-4.jpg
060508「わかったつもり*1」という本を読んだ。副題には「読解力がつかない本当の原因」とある。そもそもこの雑記草の趣旨は「森羅万象を自分勝手に解釈して、 自由気ままに納得すること*2」である。つまり「わかったつもりになる」ことが最大の目的となっている。店頭でこんな題名の本を見かけたら買わないわけにはいかない。それにしても「読解力がつかない本当の原因」というのはどういうことだろう。
この本は文章を「よりよく」読むためにはどうすればよいか、と言うことが書かれていた。文章を深く理解するのを阻害するのは、まさに「わかったつもり」という状態そのものであり、この状態になるとその文章の内容をそれ以上深く知ろうとしなくなる。これは当たり前のことで、文章を読んだ本人は「理解できた」と思っているから、当然それ以上の理解は深まらない。大抵は「理解できた」のではなく「わかったつもり」になっているので、このことを意識しないと深く理解はできない。この本には、そのための技法が書かれている。
最初の方に小学二年生の国語の教科書に掲載されていた物語が例に挙げられていた。「もし もし お母さん*3」と言う題名で、飼い猫である母猫とその三匹の子猫との話である。一読して十分理解できた。ところがこの本の著者は「わかったつもり」になっているのだという。著者は我々読者に細かいことを問いかける。子猫と母猫との会話の内容、子猫の性別など。著者は、断片的しか思い出せないだろう、と指摘する。指摘通りでよく思い出せない。これがわかったつもりなのか。なるほどと一瞬思ったが、著者の問いかけはどうでもいいことであることに気付いた。そんなことは読んでいる瞬間に了解していればいいことであって読了後にそれを憶えている必要は全くない。
この物語は、貰われていった子猫たちの無事を母猫が飼い主の知らない方法で聞いて安心するという話である。それが理解でき、面白味を感じることができれば十分だろう。この文章に対しての読み方は大方これで十分なはずである。もっと深く味わいたいと思えば再度注意深く読めばいい。これは物語を読む人の自由である。読解力とは関係ない。読解力が強く求められるのは、決められた時間内に、多くは短時間内に、与えられた文章の内容を把握する場合だろう。契約書や業務文書などに対しては、この「読解力」が必要だ。小説や物語などをどう理解しようと読者の勝手である。極端なことを言えば契約書などを勝手に理解してしまっても、本人が不利益を被るだけの話で「読解力」が足りなくとも全く問題ない。
こう考えると、この本の趣旨は国語の試験でどうすれば点を取れるかを論じているような気がしてならない。出題者の意図を如何に読むかが著者の言う読解力のような気がしてきた。
まぁ、以上が筆者の「わかったつもり」で、この本の著者に言わせれば「全然わかっていない」だろう。
*1 Amazon.co.jp:わかったつもり 読解力がつかない本当の原因光文社新書: 本
*2 雑記草
*3 もしもしおかあさん【ISBN】4-323-00235-1【著作】久保喬 作/いもとようこ 絵
060509九月の菊には盃*3が描かれている。何故菊に盃なのか。何となく菊に酒と言うのは当たり前のような気がするが、そもそも何故それが当たり前なのか。重陽の節句に飲む酒を菊酒*4と言うらしい。これを飲むと長生きができる。これから菊と酒とが結びついているようだ。酒の銘柄*5に菊がついたものが沢山あるのも頷ける。
この風習の元は「菊水」である*6。菊水と言えば、謡曲の菊慈童*7だ。習い始めた謡(うたい)*8の流派で言えば「枕慈童*9」である。古代中国の皇帝の枕を跨いだ咎で山奥に流された少年が菊の葉っぱに経文を書くとそこから雫が落ちて川となった。その少年がその川の水を飲んで暮らしていたら、七百年間も歳を取ることなく*10過ごすことができた。この話は太平記*11の巻十三*12 が元になっている*13らしい。
この札*3には描かれていないが、花札によっては菊と共に川も描かれている*14ものもあるようだ。
*1 花札(4)
*2 博物館-花札-
*3 aafuda09.jpg
*4 重陽の節句|日本文化いろは事典
*5 日本酒銘柄辞典
*6 kikusui-sake.com - 酒道第十一話
*7 飛騨こんろ
*8 謡
*9 今月の謡 第七回
*10 第七回淡海能冊子原稿 能楽紹介「菊慈童」
*11 たいへいき 【太平記】 - goo 辞書
*12 太平記・国民文庫本・巻十三
*13 菊慈童 全文
*14 ギャラリー 花札 dairen3.jpg
060510実家の近くの農協に瓢箪の苗が売っていた。もうそんな時期*1だったかと思い、何本か買ってきた。二、三本は実家の畑に植えてきた。日当たりがいいところなのでよく育ちそうだ。残りは家の庭に植えた。家の庭は相変わらず日当たりが悪い。とは言っても去年はちゃんとなったので今年もいいだろう。ただし連作は間違いなく失敗するらしい。同じ場所に植えると直ぐ病気*2になって枯れてしまうらしい。これを回避する方法はカボチャの苗に接ぎ木*3すればいいようだ。ところがカボチャの苗が手に入らない。というより面倒なので真剣に探さなかった。去年植えた場所から少しずらしたら上手く成長するかも知れないので、今年はこのまま植えることにした。
種を蒔くのを忘れていたので、去年買って残った種を鉢に撒いた。地球温暖化の割にはなかなか暑くならない。この調子だと今年は失敗しそうだ。
*1 ひょうたん
*2 mero_turu2.jpg
*3 秋田のオリジナル品種「あきた夏丸」
060511常用しているパソコン*1がとうとう動かなくなった。最近何となく動作が不安定になっていて気になっていたので、色々設定をいじっていた。設定をいじっているうちにメモリの一部が認識されていないことに気付いた。こういう場合、メモリを抜き差しすれば大抵は直るので、早速蓋を開けてメモリの抜き差しをした。
電源スイッチを入れてみると冷却ファンやハードディスクが作動する音が聞こえるが、「ジャーン」という起動音*2が鳴らない。通常は、スイッチを入れるとパソコンが内部回路を自己診断*3して問題がなければ、この起動音が鳴り響く。これが鳴らないと言うことはパソコンが壊れたと言うことになる。
これまでにもこういう事は何度もあった。こういう時はリセットを繰り返すうちに何故か知らねど正常に動作するようになったが、今回は全く駄目である。
仕方がないので、急遽、他のパソコン*4にハードディスクをそっくり載せ替えてこの文章を書いている。
少し前からパソコンの買い換えを検討していた。一旦、買い換えの熱が冷めていたが、これで本格的に検討しなければならなくなってきた。
*1 誕生日
*2 起動不能状態
*3 アップル - サポート - TIL
*4 メモリ増設
060512少し前に瓶詰めの雲丹(うに)を買った。塩に漬けただけもの*1で少々値がはる。大抵、アルコール漬け*2のものより高いような気がする。量が違うのか使用する雲丹の種類が違うのか。購入した瓶詰め雲丹の原料は「キタムラサキウニ*3」だった。
調べてみると塩漬けよりもアルコール漬けの方が日持ちする*4らしい。商品の寿命が短い分、在庫の危険度を含めて塩漬けの方が高くなっているかも知れない。
買っても直ぐに開けなかった。毎日食卓に何らかのちょっとしたおかず*5が上るので、雲丹の瓶の蓋を開ける機会を逸していた。今日、ちょうど他のおかずが切れたのでこれを開けることにした。
瓶は箱に入れられ包装紙をしたまま冷蔵庫に入れていた。包装紙を破り、箱から瓶を取り出す。瓶の蓋には賞味期限が書かれたシールが貼ってある。「18.5.3」とある。今日は11日なので一週間以上過ぎている。買ったのは三週間ぐらい前だったので俄に信じられなかった。これほど賞味期限が短いとは。近くにいた上の娘*6に「今年は平成何年だった」と聞いたぐらいだ。
勿体ないので食べた。どうせ賞味期限の根拠など大してないはずだから、一週間ぐらい大丈夫だろう。今日一日で全部食べるのもこれまた勿体ないので、あと二三日掛けて食べることにする。賞味期限が切れているが、問題は全くない、と家族に話しても皆心配する。雲丹を食べるのは筆者だけなのでそんなことは黙っていればいいが、とっくに期限が切れたものが冷蔵庫に入っているのを妻が見つければ勝手に捨てられるかもしれない。
遅い夕食だったので、一人での食事が終わった後、こっそり賞味期限シールを剥がして冷蔵庫にしまった。妻を始め家族の者は誰もこの雑記草を読んでないので、このことが知れることはない。
*1 五島列島の 甘塩うに 甘塩ウニ 甘塩雲丹 塩うに 塩ウニ 塩雲丹 の 販売
*2 粒うに 多伎町漁協 市場魚貝類図鑑
*3 キタムラサキウニ 市場魚貝類図鑑
*4 アルコール漬け発祥の地六連島西教寺
*5 ししゃものこ
*6 モナリザと花魁
060513高校生の頃、苗字が「前田」ということで、みんなから「びばり」と呼ばれていた奴がいた。奴だから男である。前田美波里*1を彷彿とさせる点は、背が高い方であること、眉毛と鼻の形が何となく似ていること*2ぐらいか。何らひねりのない渾名*3だった。
なぜ「ひばり」ではなく「びばり」なのか。ヒバリ*4から派生した言葉で、イワヒバリ*5、コヒバリ*6、ヤマヒバリ*7のように名前に修飾語が付いても「ビバリ」と濁ることはない。「前田+ひばり」で「前田びばり」とはなりにくい。それでは「びばり」とは何のことだろう。
本名なのだろうか。英語で「Beverly」は女子名らしい。ハイカラな名前だと思ったが、前田美波里は1948年生まれである。その頃、まだ日本はGHQの占領下*8だった。そんな中でアメリカ式の名前を付けても特に違和感はなかったのだろう。
*1 前田美波里プロフィールページ
*2 前田美波里 - goo ニュース
*3 ナプーン
*4 Yahoo!きっず図鑑 - ずかんカード - 鳥類 ヒバリ
*5 Yachoo! オンライン野鳥図鑑 イワヒバリ
*6 Yachoo! オンライン野鳥図鑑 コヒバリ
*7 Yachoo! オンライン野鳥図鑑 ヤマヒバリ
*8 日本国との平和条約
060514半年ほど前に買った息子のMP3プレーヤ*1が壊れた。MP3プレーヤ*2とは、MP3形式*3で記述された音声ファイルのことである。MP3はMPEG Audio Layer-3の略で、MPEG(Moving Picture Experts Group)*4とは映像データの圧縮方法*5の一つである。静止画に対する映像データの圧縮方法の一つにJPEG*6がある。これは「Joint Photographic Experts Group*7」の頭文字から作った言葉だ。言葉の成り立ちはMPEGはJPEGの音入り動画版と言える。そのMPEGの音声部分のデータ形式の一つがMP3である。
大抵のプレーヤ、再生機の名前の付け方はレコード*8プレーヤ、カセットテープ*9プレーヤ、CDプレーヤ、MD*10プレーヤなどと中に入れるデータの名前ではなく、媒体の名前が付いている。「MP3プレーヤ」の場合、媒体は半導体メモリやハードディスク*11であるが、中に入っているデータ形式の名前が付けられている。新しい名前の付け方だ。プレーヤ、再生機とは電子データを人間が認識できる音や光に戻す機械のことだから、データが入っている媒体の名前を冠するよりもデータそのもの物の名前を付けた方が本質的なような気もする。それに半導体メモリ*12プレーヤ、ハードディスク内蔵携帯プレーヤ では名前として長すぎる。
鞄に入れて持ち歩いていたら筐体が外れてしまったらしい。外れただけで音楽は聴くことが出来る。ただし押しボタンが紛失した。ボタンがなくても指の先で中のスイッチを押せば動作するので、筐体を接着剤でくっつけてボタン無しのまま使っていた。暫くして無償保証期間中であることに気が付いた。鞄の中に入れて持ち運んでいただけで壊れたのである。本来、携帯して使用する機器なのでこの程度の使い方は「通常の使い方」なので保証の対象であるはずだ。身の回りの物が常にごちゃごちゃになっている息子にしては珍しく保証書が保管されていた。早速、購入店に持ち込んで修理を依頼した。店員は製造業者に送って修理して貰うという。保証適用外の場合、有償修理になるがそれでもいいかと聞かれたので、それでいいと答えた。
無償で修理されてきた。修理報告書には、本体が破損した場合、破損部分が添付されていないと有償修理になるとある。つまり紛失したボタンがないと有償になるらしい。しかも一般生活での使用における破損は本来有償修理となるとまで書いてある。ただし今回は特別に無償交換するとあった。「無償交換」と書いてある。つまり新品と交換されてきた。製造業者*13のこの寛大な対応ぶりに二人は感動した。また今度もこの業者の製品を買おうと考えている。
筆者はこの製造業者の思惑通り*14、雑記草を通じてその対応ぶりを伝えることにした。
*1 ZEN Nano Plus – 1GB なら約500曲収録、10色のコンパクトプレーヤー
*2 MP3プレーヤーとは 【MP3 player】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
*3 MP3とは 【MPEG Audio Layer-3】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
*4 MPEGとは 【Moving Picture Experts Group】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
*5 リコーおもしろ科学館
*6 JPEGとは 【Joint Photographic Experts Group】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
*7 サフェージュ
*8 レコード盤の生産
*9 カセットの対角線
*10 MDとは 【ミニディスク】 (MiniDisc) ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
*11 超小型ハードディスク内蔵の携帯音楽プレーヤー――Creativeの「NOMAD MuVo2」と Rio japan「Rio Nitrus」 デジタル家電&エンタメ-製品レビュー:IT-PLUS
*12 フラッシュメモリとは 【flash memory】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
*13 jp.creative.com - PCエンターテイメント製品のリーディングカンパニー
*14 スチューレオナルド
060515仲間たちと飲みに行った時に、「ワシントン*1さん」の話が出てきた。「ワシントンさん」というのは渾名で本人はそう呼ばれているのを知らないらしい。仲間の一人の話によると件の人は見た目がオランウータン*2そっくりなのだという。ある日、そのオランウータンそっくりな人が一緒にいる人から「君、ワシントン条約*3は大丈夫なのかね」と尋ねられているのを聞いたらしい。保護対象となっている動物そのもの*4に条約違反かどうかを訊く感覚が面白い。そこから「ワシントンさん」という通称ができた。
見た目がそっくりなだけではなく、オランウータンの臭いがするという。「オランウータン臭」というのは一体どんな臭いなのかという話題になった。他の一人が「加齢臭*5ではないか」と言った。その発言に呼応して、筆者が「そう言えば、インド人の多くは『カレー臭』がするな」と言うとその場は爆笑の渦と化した。想定している「受け」の度合いを遙かに超えた笑い量だなと思いながら、インド人話しを続けている内に自分が「加齢臭*6」を「カレー臭」と勘違いしたことに気付き自分も笑いが止まらなくなった。
*1 首都(3)
*2 デング熱
*3 ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約:Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora(CITES))
*4 CITES Species Photo Gallery Golden Lion Tamarin
*5 加齢臭の原因と対策
*6 綱島理友 臭い 加齢臭 - 元気
060516末の娘が家の非常持ち出し袋*1をいじって、中身を散らかしていた。叱るついでに中身の点検をした。
中身は懐中電灯、携帯ラジオ、飲料水、非常食、小銭である。懐中電灯*2は、単一*3電池を三本使う*4型式のMaglite*5である。小銭は硬貨ばかりで一万円ぐらい封筒に入れてある。非常時には公衆電話だけではなく店などで使う場合でも紙幣よりも硬貨の方が役に立つことが多いらしい。飲料水はペットボトルで二本、非常食はビスケットの缶詰め*6が五個、クラッカーの缶*7が一個入っている。
ビスケットの賞味期限*8がとっくの昔に切れている。2005年6月になっている。勿体ないので食べてみた。もともと三年も保つと謳ってあるので一年ぐらい過ぎても問題ないだろう。普通のビスケットの味だ。
災害はいつ発生するか分からないので、賞味期限が切れた五つのビスケットを入れ替えることにした。今度は少しでも賞味期限が長いものにする。このカンパン*9は2010年まで保つようだ。
*1 難しく考えてはダメなんです。 『非常袋』備えのススメ!! - [地震・自然災害・火事対策]All About
*2 懐中電灯
*3 乾電池(2)
*4 pecial Options > > Mag Instrument, Inc. - Manufacturer of the Maglite® Flashlight
*5 懐中電灯(2)
*6 どこでもビスケット
*7 yamazaki-nabisco.co.jp
*8 雲丹
*9 商品案内:カンパン
060517「フォトジェニック*1」という言葉がある。写真写りがいい*2という意味だ。二昔ぐらい前には時々聞かれたような言葉だが、最近は殆ど聞かない。名もないモデルがヌード写真集を出版する時にその題名として使ったり、中学生や高校生が同級の女生徒の顔写真などを写真雑誌に投稿する時やクラブ活動での発表会に出品する作品の題名で使う程度だろう。
「フォト」は写真フォトグラフを表して、「ジェニック」は発生するという意味だと漠然と考えていた。発電機は英語でジェネレータgeneratorだから何となく「gen」と付くと生まれる生み出されるという語感がある。gen-の基はgenus*3で、更にこれはラテン語が語源になっていて、そのラテン語の意味は「出生」「種族」「蓄え」という意味があるようだ。珍しく勘が当たっている。
フォトジェニックは「写真に写るために生まれてきた」と言った意味が込められていると勝手に思っていた。つまり最近作られた言葉の様な気がしていた。
これは全く違っていた。「photogenic」という言葉は、写真の黎明期から存在していた。1839年に発表された最初の写真撮影方法「ダゲレオタイプ*4」よりも前に作られていた。
「photogenic drawing*5」という撮影方法がダゲレオタイプよりも前に発明されていたらしい。タルボット*6という人が発明している。「photo-(光)」で「-genic(生み出された)」「drawing(描画法)」である。当初は「photogenic drawing*7」と組み合わせて使われていたが、そのうち何故かは判らないが、現在の意味*8になっていった。
*1 フォトジェニック(美しく写る秘訣、美しく撮る秘訣)
*2 pho・to・gen・ic - goo 辞書
*3 genus. The American Heritage® Dictionary of the English Language: Fourth Edition. 2000.
*4 The Daguerreotype Process
*5 Talbot’s Correspondence:Two delicate plant fronds
*6 Talbot’s Correspondence:Biography
*7 Online Etymology Dictionary
*8 Welcome to Photogenic Photographers
060518世界で一番最古の写真はニエプス*1という人が「エリオグラフィー*2」という方法で撮影した「サン・ル・ド・ヴァレンヌの窓からの眺め*3」である。この写真はカメラの歴史などを著した本でよく見かける。ダゲレオタイプが最初の写真撮影術*4だと思っていたが、違っていた。このニエプスという人が考えた「エリオグラフィー」という撮影方法の方が前だった。つまり筆者は「サン・ル・ド・ヴァレンヌの窓からの眺め」と呼ばれる写真はダゲレオタイプで撮影された写真だと思っていた。
この写真*5を撮影するのに数日間かかったらしい。露光時間*6が数日ということである。現代の写真撮影であれば1/60秒とか1/1000秒なので相当長い。このように相当感度の悪い感光板でしかも画質も悪い。
よく見かける最古の写真*7はかなり建物や樹木の輪郭を強調させて修正したものらしい。原版はこんな感じ*8である。
*1 Nicephore Niepce - Histoire de l'Inventeur de la Photographie
*2 Nicephore Niepce - Histoire de l'Inventeur de la Photographie
*3 gras.jpg
*4 フォトジェニック
*5 firstfoto1.jpg
*6 ポラロイド ピンホールフォトキット
*7 1d.jpg
*8 THE FIRST PHOTOGRAPH - Oswald Gallery
060519パソコンを買った。数日前に今まで使っていたパソコンが壊れた*1ので、急遽、パソコン選びを開始した。
中古品を買った。インターネットオークションで17000円だった。Macである。現行の製品よりも数世代古い機種*2だが、今まで使っていたMacのCPUよりも高い処理能力を持つCPUが搭載されている。
1999年の末に購入し、二年ほど使用した後、箱に入れたままになっていたらしい。新品に近い状態で、傷も殆ど無い。物凄く得をしたような気分である。CPUの動作周波数は400MHz。相当遅いような気がするが、インターネット、スライド写真の電子化や写真の加工においてそれ程問題はない。巷の店先に展示してある最新のコンピュータに比べるとインターネットの表示速度など遜色があるが、これはパソコンの能力ばかりではなく通信の条件も関わってくることである。去年新品で買ったパソコン*3と比べると、今回購入したパソコンはそれほど遅いと感じない。しかしCPUが速くなればもっといいことがあるかもしれないと思ってしまう。CPUの交換はもう少し時間をかけて検討することにしよう。
メモリは192MB装着されている。これは少し少ないので、買い足すつもりである。使用するメモリの種類は「PC-100 準拠 SDRAM*4」と呼ばれるもので、最近の新品市場では数が少なくなっているので価格が容量の割にはかなり割高になっている。これもオークションで手に入れることにする。
*1 パソコンが壊れた
*2 Power_Mac_G4-6921.pdf
*3 ノート型パソコンの購入
*4 @IT:Insider's Computer Dictionary [PC100]
060520新しく購入した中古のパソコン*1の鍵盤*2の調子が芳しくない。鍵*3が引っ掛かって上手く押せない場合がある。指を真上から当てて押せばいいのだが、少し斜めから押すと引っ掛かるのである。
これは中古であることが原因ではないような気がする。設計不良だろう。いずれにしてもキーボードの交換を検討しなければならない。
*1 中古パソコンの購入
*2 G4_keyboard.jpg
*3 スイッチ・キートップガイド構造
060521パソコンが壊れた*1が、どこが壊れたのか。
起動音*2が鳴らなくなった。起動音が鳴らないと言うことは根本が故障していると言うことになる。Macは、電源を入れると内部回路が正常かどうかを自己診断*3する。正常であれば、正常な起動音が鳴る。問題が発生すれば正常でないことを示す音*4が鳴る。Windowsでも起動音が鳴る*5が、何のために鳴っているのかはよく分からない。
家のパソコンの場合、冷却用の送風機は回転する。電源は正常に動いている。しかし起動音が鳴らない。大本の電子回路*6かCPUが壊れたのだろう。他の部分は壊れているとは思えない。同時に何箇所も壊れる確率は非常に小さいだろう。
試しにCPUだけを交換することを考えた。オークションで古い型のCPU*7が格安で売っている。
未使用の在庫品が売りに出されていた。360円で買えた。これを早速装着して起動してみたところ全く問題なく動作しだした。新たに購入した中古のMac*8は無駄だったのか。
*1 パソコンが壊れた
*2 はるの林檎教室 〜Mac起動音大全集〜
*3 アップル - サポート - TIL
*4 はるの林檎教室 〜Macデスサウンド全集〜
*5 はるの林檎教室 〜Windowsスペック&起動音一覧集〜
*6 マザーボードとは 【mother board】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
*7 MicroMac PowerMaster 604e/210 Specs @ EveryMac.com
*8 中古パソコンの購入
060522壊れたCPU*1はこれ*2である。更にこれのどこかが壊れているだけなのであろうが、その場所は特定できそうにない。そもそも修理などできないので特定しても意味がない。好奇心からねじで固定してある赤紫色の放熱板を取り外してみた。
CPUの本尊*3が出てきた。一辺が25mmの大規模集積回路*4である。パソコンのCPUには物凄く沢山のトランジスタが組み込まれている。現れたCPUには六百万個以上のトランジスタ*5が入っているらしい。これは1998年製造なのでかなり古いCPUだが、最近のCPUには数億ものトランジスタが組み込まれている*6。
大規模集積回路はLSIと略される。「Large Scale Integration*7」の頭文字である。パソコンの中に入っていて、一辺が25mm程度の部品で「大規模」というのは何となく変な言葉と思う。「大規模」というのは何千人もの人々が関わるような物事に使う言葉だ。何万匹もの蟻が塊になっていても「大規模」という言葉を使わない。
「大規模」は「Large Scale」の和訳だが、誤訳のような気がしてきた。この場合の「scale」は程度、度合いというぐらいの意味で、日本語の「規模」のように仕組みとか組織の大きさの度合いに限定される言葉ではないような気がする。それならばどう訳せば良かったか。「多数集積回路」「大構成集積回路」ぐらいか。
*1 パソコンが壊れた(2)
*2 EarthLink Tech Shop - Sonnet Crescendo G3/PCI PowerPC G3 500 MHz processor board (PPCG3-500-1M)
*3 ppc750l.jpg
*4 よくわかる!技術解説 用語解説
*5 cpu-collection.de >> IBM >> PowerPC
*6 ITmedia +D PCUPdate:きょうは史上最強のデュアルコアプロセッサ「Athlon 64 FX-60」を試してみた (1/5)
*7 LSIとは 【Large Scale Integration】 ─ 意味・解説 : IT用語辞典 e-Words
060523CPUの本尊*1を上から見ると、鼠色の四角い板の中央に接着剤でのようなもので固定されているいぶし銀の四角い部品とそれを取り囲むように配置されている小さな部品とが取り付けられている。
いぶし銀の四角い部品は半導体チップである。このチップの裏側に何百万個ものトランジスタが作り込まれている*2。半導体チップは小さく造れば造るほど製造費用が安くなる。しかし小さいままだとそれを使って電子回路を作ろうとすると取り扱いが難しくなる。専用の機械で電子回路を組み立てる*3ようにすれば、小さいままでもいいかもしれないが、専用機械を持っていない人はその半導体チップを使った製品が作れない。そこである程度扱いやすいようにセラミック製の大きめの板*4に半導体チップを取り付けて販売する。ただ接着剤などで取り付けてあるだけではなく、電気信号をやり取りするための何百もの端子がそれぞれの決まった位置に確実に接合*5されている。また半導体チップは数μmの傷が付いただけでも動作しなく場合があるので、セラミック製の板はそれを防止する役目もある。
写真ではチップがむき出しになっている。こちら側の傷は大丈夫なのか。むき出しになっているのは半導体チップの裏側である。半導体チップのトランジスタは、チップのおもて面の深さ数極μmの薄い領域に作られている*6。従って裏面はおもて面ほど気を使わなくても良い。とは言え傷が付いたり欠ければ故障の原因となる。それなのに何故わざわざむき出しにしてあるのか。
電流が流れると熱が発生する。半導体チップには微細な配線が高密度で施されている*7。狭い場所に細い電線が集中*8しているので、チップは相当発熱する。むき出しになっているチップの裏側に放熱板を直接に接触させることで効率的に熱を逃がせるようにしている*9のである。
*1 ppc750l.jpg
*2 パソコンが壊れた(3)
*3 部品マウンター
*4 @IT:Insider's Computer Dictionary [Duron]
*5 Packaging
*6 1401-2-A.jpg
*7 eppse0009now1_lrg.gif
*8 アップル - PowerPC G5 - IBMの製造プロセス
*9 KYOCERA | Semiconductor Parts | Services | Flip Chip Packaging | Production Capabilities
060524CPUの本尊を上から見る*1と、鼠色の四角い板の中央にいぶし銀の四角い部品、それを取り囲むように配置されている小さな部品*2が取り付けられている。いぶし銀の部品は半導体チップ*3である。
それでは半導体チップを取り囲むように配置されている部品*4は何か。サンドイッチのような構造*5になっている。コンデンサ*6ではないかと思っていたらやはりコンデンサ*7であった。
電源用の配線に入っている雑音を取り除くためのコンデンサ*8らしい。同じような構造をしたコンデンサはCPUの基板の上にも搭載*9されているが、半導体チップにできるだけ近づけて接続する*10と雑音除去の効果が高くなる。コンデンサまでの配線自体が雑音の発生源*11になってしまうようだ。半導体チップに一番近い場所*12は鼠色の四角い板*13の上ということになる。
*1 LSIの構造
*2 IBM semiconductor solutions - PowerPC processor roadmap
*3 Nikkei Electronics:講座 IBM社のプロセス技術 0.10nmルール時代も主役に
*4 ppc750l.jpg
*5 MYCOMジャーナル - 拡大画像
*6 TDKの強み | 個人投資家の皆さまへ | 株主・投資家情報 | TDK株式会社
*7 KYOCERA | Semiconductor Parts | Services | Flip Chip Packaging | Production Capabilities
*8 デカップリング・コンデンサとは - NE用語 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!用語辞典
*9 zakkimage/ppc750l2.jpg
*10 日本アルテラ - 電源インテグリティ
*11 第6回 コンデンサは最もシンプルなノイズフィルタ|なるほどノイズ(EMC)入門|TDK Techno Magazine
*12 [muRata] 低ESLチップ積層セラミックコンデンサ
*13 京セラ | 製品情報 | 半導体部品・光通信部品 | セラミック・ボール・グリッド・アレイ
060525洋食の時に卓上に置いてある手拭いのことをナプキンという。ナフキンともいう。英語では「napkin*1」だから、「ナプキン」が語源に近い言い方だが、なぜか「ナフキン*2」ともいう。ナフキンの語源は何か。
日本語に「ナプ」という音がないからそれに近い音の「ナフ」になったのか。それとも「布巾」の連想で「ナ布巾*3」となったのか。
生理用品の場合は例外なく「ナプキン*4」と呼ぶ。もしかしたら「ナフキン」という言葉は「生理用ナプキン」が登場してから、それと区別するためにできてきた言葉かも知れない。ナフキンはそうなると結構新しい言葉だ。
調べてみると同じ様な事を考えていた人*5がいた。ナフキンという言葉は石川啄木*6や有島武郎*7が1910年代に使っていた。生理用ナプキンの歴史*8を見ると、1961年に日本でナプキンが発売されたらしいので、ナフキンは生理用ナプキンと区別するためにできた言葉、と言うわけではなかった。むしろ逆で食事に使うナフキン特別するために生理用品は必ず「ナプキン」と呼ぶようになったのか。これも違うようだ。1930年代に発行された「婦人家庭百科辞典*9」には「布巾のナプキン」しか載っていない。ということは昔から布巾としては「ナフキン」「ナプキン」の両方の呼び方があって、生理用品としては最初から「ナプキン」という言い方しかなかったことになる。
生理用ナプキンは布巾とは似ても似つかないので「ナ布巾」とは呼びにくかったのだろう。
*1 napkin. The American Heritage® Dictionary of the English Language: Fourth Edition. 2000.
*2 キャラクター紹介
*3 What's this? - Tampereen taidemuseon Muumilaakso
*4 生理処理用ナプキンの構造
*5 道浦俊彦/とっておきの話 ◆ことばの話1932「ナフキン」
*6 我等の一団と彼 石川啄木
*7 有島武郎 或る女(後編)
*8 生理処理とナプキンの歴史
*9 筑摩書房 書誌検索 婦人家庭百科辞典
060526缶ジュースの缶の材質には二種類ある。アルミニウム*1と鉄*2とである。それぞれ「アルミ缶*3」「スチール缶*4」と呼ばれている。
なぜ二種類の材質が使われているのだろう。必ずどちらか一方が材質の点で優れているはずなので、二種類が流通する必然性がない。全然、今まで気付かなかったが、缶の内容物によって使い分けられているらしい。炭酸飲料やアルコール飲料はアルミ缶、コーヒー飲料はスチール缶*5と言った具合である。アルミ缶は、炭酸飲料やビールのように気体が発生して内側から膨らもうとするような飲み物に使われる。缶が膨らもうとしているので「陽圧缶*6」と呼ばれるらしい。スチール缶の中に入れる物は気体が発生しないコーヒーや紅茶などである。陽圧缶に対して「陰圧缶*6」と呼ばれる。
アルミ缶の中に気体が発生しない飲料を入れると缶が凹んだりして具合が悪い。それならば最初から全部スチール缶でいいはずだ。それに大昔はスチール缶しかなかった*7。
アルミ缶はスチール缶に比べて錆びにくく軽い。そういった点でアルミ缶が採用される。ところが機械的強度はスチール缶に劣るので中で膨らむ物にしか使えない。
軽いのがいいのならスチール缶の肉厚を薄くすればいいような気がする。わざわざアルミニウムを使う必要があるのだろうか。錆もスチール缶が様々なところで使われているのだから特に問題はないのだろう。何となく感情でアルミニウムを使っているような気がしてきた。
*1 きっずマテリアル<アルミ缶リサイクル>
*2 JFEスチール>製品・サービス>容器・缶
*3 アルミ缶リサイクル協会a
*4 **スチール缶リサイクル協会**
*5 **スチール缶リサイクル協会**
*6 飲料用容器
*7 **スチール缶リサイクル協会**
060527亀に餌をやろうとして水槽を覗くと、亀達は「早くくれ」と催促をしに来る。この写真*1のように前足を水槽の縁に掛けて乗り出してくる。この姿を見ているとやはり河童の原型は亀*2ではないかとと思ってしまう。勢いがある時は前面に見える網をよじ登る時もある。
*1 img_1037.jpg
*2 河童の正体
060528トウキョウダルマガエル*1という種類の蛙がいることを知った。トノサマガエル*2にそっくりらしいが別の主として分類されているらしい。ダルマガエル*3にも似ているらしい。漢字で書くと「東京達磨蛙」となる。生き物の名前で「トウキョウ」と付くのは他にあるのだろうか。地名が入った名前は時々見かける。ギフチョウ*4、エチゼンクラゲ*5、サツマイモ*6などが直ぐに思い付く。外国地名もある。アメリカザリガニ*7、ミシシッピアカミミガメ*8、ヨーロッパカブトエビ*9など。外国地名が入っているのは、外来種に多いのだろう。もしかしたら外来種には在来種と区別するために地名が付く傾向が高いかも知れない。
岐阜、越前、薩摩などの地名は大昔からある。トウキョウは明治以降の地名だから岐阜や越前に比べてかなり新しい。最近発見された種だから新しい地名が付けられたのか。昔からいるはずだから昔の地名を使って「ムサシダルマガエル」でも「カントウダルマガエル」でもいいような気がする。とは言えトウキョウにしてもムサシ*10にしてもカントウ*11にしても、人間が地名を考え出す遙か昔からトウキョウダルマガエル*12はいるはずだからどちらでもいいと言えばいい。ただ、トウキョウの場合、地名が新しい分だけ違和感がある。もし南アルプス市*13で発見された新種のミミズに「ミナミアルプスヒメミミズ*14」という名前が付けられたら、かなり違和感のあるだろう。
因みにナゴヤダルマガエル*15というのもいるらしい。
*1 Yahoo!きっず図鑑 - ずかんカード - 両生類 トウキョウダルマガエル
*2 Yahoo!きっず図鑑 - ずかんカード - 両生類 トノサマガエル
*3 ダルマガエル
*4 Yahoo!きっず図鑑 - ずかんカード - 昆虫 ギフチョウ
*5 エチゼンクラゲ
*6 農産物たんけん隊:サツマイモ:どこからきたの?
*7 アメリカザリガニ
*8 Yahoo!きっず図鑑 - ずかんカード - 爬虫類 ミシシッピアカミミガメ
*9 カブトエビ通信
*10 武蔵国のビターバレー
*11 goods & bads(2)
*12 トノサマガエル・トウキョウダルマガエル
*13 南アルプス市
*14 ヤマトヒメミミズ
*15 ナゴヤダルマガエル
060529亀の水槽*1の水替えをした。水を替えただけではなく、一緒に敷き詰めてある砂利なども洗った。前回水を入れ替えたのはいつだったか。冬眠*2前であることは間違いない。まだ暑さが残る十月頃だったか。
水槽内の水は底面濾過によって見た目は浄化されている。底面濾過*3とは、水槽の底に敷き詰めた砂利を通して水を汲み上げて循環させる濾過方法である。水が砂利を通過する時に濾過される。
最近は亀たちの食欲が旺盛になってきたので、大量に糞を出していると思われる。これが砂利の中に棲んでいるバクテリアで処理しきれず砂利が目詰まりを起こしたためか、循環する水の量がかなり減ってきた。水槽の底から水を汲み上げる*4揚水ポンプから出てくる水が極端に減っていたのである。
このまま放置すると水質が悪化して亀が脱水症状を起こす。水の中に棲んでいても水質が悪化すると飲み水として水槽の水を摂取しなくなるので脱水状態に陥るらしい。脱水状態が続くとどうなるか。腎不全を起こして、首や足の付け根に浮腫(むくみ)ができるらしい。
クサガメの一匹に浮腫らしき物が見られた。後ろ足が甲羅に引っ込むとぶよぶよとした皮膚がはみ出る。単に太っているだけのような気もする。「カメの家庭医学*5」という本を見てみると腎不全による浮腫とは違うような感じがするので、おそらく違うだろう。
水を半年以上も替えないと言っても、水槽は屋外にあるので雨が降れば水が結構入れ替わっていると思われる。今後も水換えと水槽の掃除の頻度は半年に一度ぐらいで済ませようと考えている。
*1 完璧な水槽
*2 亀の冬支度(4)
*3 熱帯魚用語辞典 176語収録 - [熱帯魚]All About
*4 底面式フィルター
*5 カメの家庭医学 カメディカ改訂版
060530「わかったつもり*1」という本を読んで、わかったつもりになっていた*2が、もう少し考えてみるとやはりわかっていないような気がしてきた。
読解力云々というよりも深く理解すれば、それだけ読書を楽しめると言うことではないだろうか。人生は限られている。限られた人生の中で読書に当てられる時間はそれ程多くない。限られた時間で深い理解が得られればそれに超したことはない。
とは言っても、そんなことは大きなお世話、とも言える。本の題名は「わかったつもり」である。挑発的な題名だ。こんな題名だから「大きなお世話」と思ってしまう。『深く理解するための技法』と言ったような題名だったらどうだろう。本が余り売れなくなるだろう。
とにかくこの本を読んでの一番の収穫は、「わかったつもり」という状態があり、これが障害となって文章の内容を深く理解する機会を逸している場合がかなり多そうだということを知ったことである。こういう事を気付かせてくれたという点で十分楽しめた。それでもまだわかったつもりのような気がしないでもない。しかしこればかりに付き合ってはいられない。他にも面白い事がいっぱいあるはずだ。
*1 Amazon.co.jp: わかったつもり 読解力がつかない本当の原因: 本: 西林 克彦
*2 わかったつもり
060531小学生の頃、名古屋弁*1で「何をやっているのですか」を意味する「なにやっとるの」の洒落で「なにやっポルノ」というのが流行っていた時期があった。
*1 なごや弁純正変換『純正なごやん』
自動車の燃費*1は走り方で変わってくる。加速する場合、できるだけ速く所望の速度までもっていった方がいいか、ゆっくりと加速した方がいいか。知人の間で少し話題になった。大方の意見は、できるだけ速く、走ろうとする速度にした方が燃費が浮くのではないか、つまりばあっと加速した方がとろとろ加速するよりも全体で考えれば燃料を節約できるのではないか、であった。
単純にするためタイヤと地面との摩擦、車体内の各部分の摩擦や空気の抵抗などはないと考える。自動車が静止状態から一定の速度で走ると言うことは、運動エネルギーを持ったと言うことである。その運動エネルギーはエンジンが回転して作る。エンジンはガソリンや軽油で動く。ということは一定速度で走っている自動車の運動エネルギーはガソリンを消費して得られたのだから、加速の方法と燃費とは直結していることになる。実際は色々な摩擦や空気抵抗などがあるので一定走行でも常にエネルギーの投入が要るが、今考えているのは加速の仕方で燃費が変わるかどうかなので、一定速度の部分は考える必要はない。また本来、摩擦や空気抵抗は走っていれば必ず生じるのだから、同じ距離を走るのであれば一定速度で走っている距離が長くても短くても関係ないと考える。
同じ一定速度に落ち着くのなら、どういう加速方法を使っても同じ筈だ。最終的に同じ一定速度になるのならば、ばあっと加速しようがとろとろ加速しようが、自動車の運動エネルギーはどちらの場合も同じなので、それまでに投入したエネルギーも同じになる。つまり使った燃料も同じになる。
実際は違う。ガソリンエンジンやディーゼルエンジンは気筒内で燃料を燃焼させてその燃焼した時に発生する燃焼気体の膨張の力を利用して回転力を作る。この回転力をトルク*2と呼んでいる。回転数によって気筒の大きさや燃料の成分が変わるわけではないから取り出せる力も基本的には大きく変わらない。ただ、エンジンの仕組みなど様々な制約によって回転する力が最も大きくなる回転数*3がある。この回転数を使って加速すれば一番効率がよいはずだ。回転数が一定なら自動車の速度は一定なのでこの回転数「付近」ということになる。速度を大きく変えるためには変速機*4を使う。
「ばあっと加速」「とろとろ加速」のどちらかではなく適切な加速があるということになる。敢えてどちらかと言えばどちらになるだろう。最大トルクが発生する回転数よりも高回転の時のトルクが低回転の時よりも小さければ*5「とろとろ加速」の方がいいし、その逆なら「ばあっと加速」の方がよさそうだ。ただ、回転数を上げると燃焼気体の温度を下げるために余分に燃料を噴射*6することがある。これは運動エネルギーに全く関係のない燃料消費である。ということはゆっくり加速*7した方が省燃費になりやすいと言える。
*1 燃費道(2)
*2 バイク用語辞典 | バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社 トルク
*3 Q&A/基礎知識7 トルクと馬力は何が違う?
*4 自動車シャーシ・トランスミッションカットモデル
*5 ISUZU:エコ・ドライブ成功術
*6 webCG | Q & A 「ターボ車が少なくなってきたわけは?」
*7 webCG | Q & A 「省燃費ドライブについて」
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