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雑記草商店
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0706雑記草
070602ノート型パソコンのハードディスクを交換した。このノート型パソコン*1は七年ぐらい前に買った。OSはWindows ME*2である。現在もこのOSのままである。インターネットや印刷で使うだけなので、特に問題はない。
ところが音がうるさい。ハードディスクの回転音が非常に大きい。元々大きな音だったのか、七年も使っている内に大きくなったのか購入当初の頃の音を憶えていないのでよく判らないが、常用しているデスクトップ型のMac*3と比較してかなり大きい。
元々のハードディスクの記憶容量は5GBである。これを20Gの物*4に換えた。五千円弱だった。かなり音が小さくなった。
*1 ThinkPad i Series1200 1161-41J
*2 Microsoft Windows Me - Home
*3 中古パソコンの購入(8)
*4 Toshiba MK2023GAS 20GB ATA-2/3/4/5 2.5" 9.5mm 4200RPM Notebook Hard Drive (HDD2187)
070604亀どもの水槽の掃除を換えた。前回はいつしたのか憶えがない。丁度一年前に掃除をした記録*1はある。少なくとも去年十一月の冬眠支度*2以降は確実に掃除をしていない。
近頃、底面濾過*3のポンプ*4の勢いが悪くなっていた。砂利が絡まってポンプの動きが止まることはある。今回は水流の勢いが落ちているだけで砂利が詰まった時のように水流が止まっているわけではない。水流が止まっている場合はポンプを外して砂利を取り除けば元の勢いに戻る。水流が弱まっているということは、底面の砂利全体が目詰まりを起こしていることになる。
底の砂利を洗うと大量の黒いカスが出てきた。これは全部亀の糞なのだろうか。水槽の水自体は非常に綺麗に見えていたので底面濾過は上手く機能していることになる。この黒いカスも砂利中のバクテリアが完全に分解してくれれば完璧な水槽になるが、亀七匹分の糞を90cm×60cmの水槽*5の砂利の中のバクテリアで処理するのは大変なのかも知れない。
大量のカスを見ながら、大便や小便を食糧に変換しながら何年も宇宙を旅する宇宙船を思い浮かべた。
*1 亀の水槽(2)
*2 亀の冬支度(5)
*3 完璧な水槽
*4 NISSO 株式会社ニッソー 〜観賞魚用水槽、電気器具、店舗用什器等の製造・販売など〜
*5 suisou.jpg
070605最近、時刻を決めて人と会う時に感じることがある。とにかく時刻を守らない人が多い。午後の三時に会いましょうと約束したにも拘わらず、二時五十五分とか、酷い時には十分ぐらい前に訪ねてくる人がいる。
三時に約束したのだから三時に来て貰わなければ困る。こちらは何もせずに待っているわけではない。五分でも約束まで時間があるのだから何かをしているのである。訪ねてこられればそれを中断しなければならない。
商用であれば定刻より遅れるのは以ての外だ。では早く来るのはいいのか。おそらく約束の時刻より早く訪ねてくる人の頭の中には「約束よりも早いから問題ないのだろう」とか「早く行って早く終わらせよう」という思いがあるのかも知れない。そもそも訪問するのだから自分の都合の筈だ。自分の都合なのに更に都合よく考えている。
どこか別の場所で互いに待ち合わせるのであれば、早く来るに越したことはない。訪問と待ち合わせとは違う。こんなことも判らないのだろうか。
商用ではない場合はどうか。三時に伺うとしたら三時丁度に行くのがいいのか。訪問*1先では自分の家に迎え入れるためにそれなりの準備をする。準備は早く終わる場合もあるが、予想外に時間が掛かる場合もある。約束の時刻を過ぎても準備が終わらない場合がある。定刻に訪ねてきた客を言い訳しながら迎え入れる羽目になる。
こうならないように十分程度は約束の時刻にわざと遅れる。こうすればそんな事態はかなり回避して貰えるだろう。人によっては「まだ来んか。遅い」と怒り出す人もいるので、わざと遅れるのは時と場合による。
*1 Q-STYLE 7F おとなのマナー 第17回「訪問のマナー」
070606リコー*1からGX100*2というデジタルカメラが発売された。二年ぐらい前に売り出された同じくリコーのGR digital*3という単焦点デジタルカメラのズーム付きである。GR digitalは欲しくて溜まらないカメラだが、未だ買っていない。そんなところにズーム付きが出てきた。しかしまだ出たばかりで値段が高い。七万円ぐらいはする。
それに気になる点がある。カメラの性能ではない。意匠である。カメラの軍艦部分*4の前面に大きく「CAPLIO」と書いてある *5。これは頂けない。あまりにも酷すぎる。ロゴタイプが安っぽい。どうしてこんなところに大きく「CAPLIO」と書かなければならないのだろうか。何も書かない方がすっきりする。
このカメラを買って使う人にとって、そのカメラが「CAPLIO」かどうかどうでもよいことである。それを大きく示されても全く意味がない。広告の意味か。まだ持っていない人への宣伝のために書いてあるのだろう。百貨店などで貰う紙袋と同じである。それならば、もっと持ちたくなる名前や文字を工夫して欲しい。
たったこれだけのことで購入を躊躇する人は筆者だけではないだろう。それにしても本当に「CAPLIO」は駄目だ。「RICOH*6」ならばまだ許せる、と思ったがどちらもこのカメラには相応しくない。
*1 製品情報 / Caplio GX100 | Ricoh Japan
*2 ITmedia +D LifeStyle:カメラ好きにはたまらないハイエンド広角デジカメ――リコー「Caplio GX100」 (1/6)
*3 GR DIGITAL(2)
*4 Classical Photo-gear Explorers 東京レトロフォーカス/中山慶太
*5 製品情報 / Caplio GX100 | Ricoh Japan
*6 ricoh.gif
070607ノート型パソコンのハードディスクを交換*1したついでに、メモリ*2も増設した。今までは64MBだった。今回128MB分の増設回路基板*3を取り付けた。これで合計192MBとなった。これがこの機種のメモリ搭載最大値である。オークション*4で送料込み二千円だった。
何が変わったか。起動時間が短くなったような気がする。ブラウザの表示速度も速くなった。インターネット配信テレビジョン番組*5の見え方は殆ど変わらなかった。
*1 ハードディスクの交換(5)
*2 PC View: 用語解説 RAM,ラム,メモリー,メインメモリー
*3 128M PC-100 LAPTOP MEMORY MAJOR BRAND EQUIVALENT IBM FRU 20L0265
*4 Yahoo!オークション
*5 無料動画:映画、韓国ドラマ、アニメほか…パソコンテレビGyaO[ギャオ]
070608断り無しに自分のサイトへのリンクを遠慮願いたいと明示しているところ*1は多い。こういったことを書いているところに有用なところは殆どないので、通常は問題ないが、それでもwwwの趣旨*2からするとリンク禁止*3という考え方は害毒以外何物でもない。そもそもインターネットで不特定多数の人に何か情報を発信しようとしているのに無断にリンクを貼るなと言うのは矛盾している。検索サイト*4にリンクして貰わなければ誰も見に来ない。しかし検索サイトだけは別なのだろう。それ以外のサイトでのリンクの設定はお断りなのである。
「無断リンク*5お断り」というのは、こういう首尾一貫していない人達の主張だから、wwwの構造やリンクという仕組みの素晴らしさ*6などを力説しても一向に聞き耳持たぬようだ。そしてリンクされると何か面倒な事に巻き込まれるのではないかという恐怖から、予め「リンクは駄目」と書いてしまうらしい。
これは「当サイトのリンクは自由に貼って構いません」という表明を掲げること自体が問題と言う人がいた。つまりリンクを貼ることが良いか悪いか考えさせる元になっているのである。「無断リンクお断り」と書いて平気な人は、深く考えない人だから、無断リンク禁止が無意味であることを説くよりもリンクは自由かどうかを考えるきっかけを与えない方がいい。「当サイトのリンクは自由に貼って構いません」があちこちで見受けられれば、「貼っては駄目」とする考えも浮かぶ。まずは「リンクは自由」と言う表記を根絶させることが必要である。
なるほどと思う。そこで雑記草のリンクに対する考え方の表明を変えることにする。「どのページでも、リンクはご自由にどうぞ」と書いていたが、この考え方は変わらない。前述の考え方に従い、「
どのページでも、リンクはご自由にどうぞ*2 ことさらリンクに関しての考えをここには書かないことにします。詳しくはこちら*7」とする。こうすることによって少しでも有用なリンクで「無断リンク禁止」と表示するところが減るといい。無用なサイトはそのままで結構だ。
*1 直リンクを防ぐには?…禁止と言っても無駄 - [ホームページ作成]All About
*2 リンク
*3 このページへの無断リンク厳禁です! 無断リンク禁止です! rink.html
*4 Google
*5 無断リンクとは 【link without prior consent】 - 意味・解説 : IT用語辞典
*6 切れたリンク(2)
*7 リンクの考え方
070610カメラの上部を「軍艦部」という。すべてのカメラでそう言うのではなくファインダー式や一眼レフカメラ*1の上部を言うと思う。二眼レフ*2やビューカメラ*3では「軍艦部」とは言わないのではないか。
由来はカメラを正面から見ると上部が軍艦を側面から見た形*4に似ているかららしい。ペンタプリズムの部分*5が軍艦の艦橋*6を思わせる。従って元々の由来は一眼レフからだろう。
筆者はペンタプリズムの部分だけを軍艦部と呼ぶと思っていた。この部分を軍艦の艦橋に見立ててそう呼んでいるのだと勝手に考えていた。
一方、 ペンタプリズムがないファインダー式カメラ*7が「軍艦部」の由来である、という説がある。このファインダー式カメラを上部から見る*8と軍艦を上から見た様子*9とよく似ているからと言うのだ。そう言われると軍艦部の由来はこちらのような気もするが、やはり艦橋がないと軍艦らしくないので一眼レフが語源のような気がしてならない。
*1 カメラの種類 「カメラの種類 〜カメラのかたちいろいろ〜」
*2 ローライは死なず ==赤城耕一 「アカギカメラ」第5回==
*3 会社案内
*4 MaritimeQuest - Yamato Page 1
*5 1. 一眼レフって何だろう ? - カメラ遊遊塾|フィルム一眼レフ入門
*6 Yamato_bridge_04.gif
*7 Leica Camera | The Digital Artwork of Yukio Miyamoto
*8 The Classic Camera/ Leica IIIf
*9 Yamato_12-1941.gif
070611近くの川を通りがかったら、川の中州で亀が甲羅干しをしていた*1。ミドリガメ*2が殆どだが、中に紛れて*3イシガメもいた。直ぐ横のコンクリート製の岸でもイシガメは少数派*4である。よそ者*5が本家*6を脅かしている。まぁ、人間が勝手にそう思っているだけで、本家はそれ程気にしているように見えない。もともと何も考えていない*7からそんなことは全く考えていないに違いない。
そのまた隣では一匹で甲羅干しをしていた亀*8がいた。写真を撮った時はミドリガメと思っていたが、家でその画像を見てみると写っていた*9のはスッポン*10だった。まさかスッポン*11がこの川にいるとは思わなかった。
*1 IMG_3181.jpg
*2 ミドリガメ
*3 IMG_31812.jpg
*4 IMG_3180.jpg
*5 アカミミガメ
*6 イシガメのホームページ
*7 亀の生涯
*8 IMG_31820.jpg
*9 IMG_3182.jpg
*10 suppon スッポン
*11 河童の正体
070612日付変更線は何故一本なのかと言う疑問を持つ人がいるらしい。一本というのは判りにくい。経線の180度線にあるだけで何故本初子午線*1にないのか、と言う疑問である。日付変更線を境にして日付が変わるのならその反対側のどこかで日付の境目がないと何か落ち着かないらしい。
言われてみればそんな気もしてくるが、やはり日付変更線は二本も必要ない。日付変更線を同じ日付の地域の境目と考えるから変になるのである。日付の切り替わりは時刻であって、その時刻は真夜中零時*2だ。日付は時刻によって決まるのであって、場所によって決まるのではない。場所で変わってしまうのは、その場所を世界で一番最初に日付が切り替わる地域としたからである。一番最初に午前零時を迎える場所としたのである。それが日付変更線であり、暦の起点となっている。起点(起線)は一本で十分であり、二本も必要ないことになる。
最初に日付変更線の西側の時刻帯*3が午前零時になるとその時刻帯の日付が変わる。例えばその日付を一月一日としよう。この時刻帯にあるキリバス共和国*4は世界で一番最初に一月一日なる。そして一時間経つと次の時刻帯が日付を変える。三時間後に日本、四時間後に中国、九時間後にサウジアラビア、十二時間後にイギリス、十七時間後にワシントン、ニューヨーク、二十二時間後にハワイと次々と一時間毎に日付を変えていく。こう考えていくと場所によって日付が変わるのは日付変更線付近だけでないことになる。そして日付変更線の東側にある時刻帯がようやく日付を変えるのはキリバスの日付が変わってから二十三時間後である。
この時、日付変更線の西側の時刻帯は一月一日の二十三時、東側の時刻帯は一月一日の午前零時だから、変更線の西側の時刻帯の日付が変わる午前零時までの一時間は世界のどの地域も一月一日である。この時の日本の時刻は二十時から二十一時の間である。
この一時間の間に日付変更線を西から東に通過した場合*5、日付をどう考えればいいか。日付を一日遅らせる*6のか。しかしこの時間は全世界が一月一日だから一日遅らせるのは変だ。
そうではない。各時刻帯の時刻*7を考えると東に回れば経度15度ごとに時計の針を一時間*進めることになる。日付変更線の西側の時刻帯で一月一日二十三時半とする。十分後に変更線の東側に入ったとする。東隣の時刻帯に移動したので時計の針を一時間進める。時計の針は零時四十分になる。午前零時を過ぎたから時計上は一月二日だが、日付変更線を西から東に通過したので一日遅らせる。すると一月一日の零時四十分となって辻褄が合う。
もう少し簡単に時差と日付とを割り出す方法はないか。ない。時計の針を時差分回してみて、午前零時を過ぎたかどうかで日付を割り出すしかない。もっと簡単に知りたければ、自動的に表示してくれるページ*9が色々ある*7ので、それを利用する。
*1 天文セミナー第91 『本初子午線』『世界で最も早い初日の出』
*2 満0歳
*3 2. 時差と日付変更線
*4 キリバス共和国 - タラワ環礁について
*5 日付変更線ってなに?
*6 日付変更線って何
*7 [世界時差表] koyomi365
*8 なぜ経度差15°で1時間なの
*9 NAGASE WORLD CLOCK (ナガセ世界時計)
070613日付変更線*1はマゼラン一行が地球一周を終えて戻ってきた時に、航海日誌の日付とスペイン本国の日付とがずれていた*2ことが発端となってできた、ということが色々なところに書いてある*3。
世界一周をしようとすると日付変更線が何となく必要な気になってくるが、現代のように通信が発達している世の中ならば船上で出港地の日付と時刻帯とを使っていれば何ら問題はない。寄港地で日付がずれていたらその場で日付をずらせば済む。
大航海時代で未開の地がまだ沢山残っている時なら、寄港地で日付を聞いても言葉が通じなかったり*4、国際的な標準時*5もないから正確な日付が判らなくなってきそうだ。とは言え、船上と地上とで日付がずれたからと言って何か問題が生じるのだろうか。宗教上の問題*6ぐらいは発生したかも知れない。ずれは悪魔の仕業ではないか、世界一周などと言う神をも畏れぬ行為のために天罰が下った、などと言われて船員たちはいじめられたのかも知れない*7。
それにしてもマゼラン一行の航海日誌の日付と出港地の日付とがずれていたという話は本当であろうか。しかもご丁寧に「一日」ずれていた*8ということになっている。波瀾万丈の三年間の航海だった*9から二、三日ぐらい間違えそうだ。
航海の最初から最後まで日誌を書き続けたのはアントニオ・ピガフェッタ*10と言う人だったらしい。航海中、一日も欠かさず日誌を付け続けたというのは凄い精神力である。もしかしたら航海日誌というのは命の次に大事な物で、航海士にとっては当たり前なのかも知れないが、大したものである。
一日のずれに気付いたのは、スペインに帰る途中、アフリカの西海岸の沖にあるサンチャゴ島*11で、補給をした時である。日付を訪ねたら、七月九日水曜日のつもりが七月十日の木曜日だと知らされてびっくりした*12、と記録している*13らしい。
1519年九月に出発して1522年九月に戻ってきた。1520年は4で割り切れるので閏年である。丁度この時代はユリウス暦*14からグレゴリオ暦*15への切り替えの時期だったが、閏年はどちらでも4で割り切れる年だ。ビガフェッタが閏年を忘れていれば上手く日付が合致したが、しっかり二月二十九日を入れていたのだろう。
出港地ではなかったが、とにかく世界を一周した時点で一日だけ日付がずれていたのは本当のようだ。
*1 日付変更線
*2 日本船主協会:海運雑学ゼミナール:110 世界一周で1日ずれた日付の謎
*3 日付変更線って何
*4 カンガルーの語源
*5 正確な時刻
*6 Monty Python - The Spanish Inquisition
*7 Spanish Inquisition Pictures from Martyrs Mirror
*8 [ 314 日付変更線 ]
*9 Magellan
*10 VICENZA.COM il Portale di Vicenza citta` dell'Oro e del Palladio.
*11 カーボヴェルデ(カボベルデ)の旅行情報・カーボヴェルデ(カボベルデ)の旅行知識|アフリカ大辞典|道祖神
*12 A History of the International Date Line
*13 ANTONIO PIGAFETTA PATRIZIO VICENTINO E CAVALIER DE RODI A L'ILLUSTRISSIMO ED ECCELLENTISSIMO SIGNOR FILIPPO DE VILLERS LISLEADAM , INCLITO GRAN MAISTRO DI RODI, SIGNOR SUO OSSERVANDISSIMO
*14 現行の暦
*15 裏のウラ閏年
070614マゼラン一行の世界一周で、なぜ日付が一日ずれた*1のだろうか。現代であれば日付が知らぬ間にずれると言うことはない。それは日付変更線*2があるからではなく、通信技術の発達によっていつでもどこでも正確な時刻を知ることができるからである。
マゼラン一行の場合は、知らぬ間にずれてしまった。三年かけて世界一周して戻ってきたらずれていたのである。一日後ろにずれていた。毎日、航海日誌をちゃんと付けていたのに日付がずれてしまったのは何故か。
毎日日誌を付けるため、船の上で日付の変わり目を知るにはどうすればいいか。日没か日出*3を基準にするのだろう。地球を一周しながら日出の回数を数えていく。丁度地球を一周すると、出発点に留まって日出の回数を数えるよりも一回分ずれる。東から西に回れば一回減り、西から東に回れば一回増える。これは何年掛けて一周しても同じである。
地球の自転と逆の方向、即ち東から西に回れば、太陽を追いかけていくことになる。今、太陽が真南にあるとする。移動しながら明くる日の太陽が真南に来るまでの時間を計ると移動した角度(経度)分だけ留まって観測している時よりも長くなる。留まって計測すればきっちり二十四時間*4だが、移動していれば(移動角度÷360度×24)時間長くなる。西から東に回れば短くなる。地球一周は移動角度が360度になることだから、ちょうど一日分(二十四時間)が移動にかかった各日(日出から次の日出までの期間)に振り分けられたことになる。
東から西に回れば、太陽を追いかけるので、地球を一周した時点で日出が一度なかったことになる。一日で地球を一周すれば太陽はいつも同じ位置に見えることになるので日出が見られない。実際には一日経っているが、日出がないので一日が終わっていないことになり、日付がずれたことになる。一日で何周も地球を回れば太陽が東に沈むように見える。時は太陽の位置と関係なく刻々と流れているので、これを日付が遡ったと解釈することは普通はしない。逆も同じで日出が何回も起こったので日付がどんどん変わったと言うこともない。
日々の移動量が小さければ、日出の間隔が季節とは別に変化していることに気付かないので、世界を一周した時点で一日分の増減が不思議に思えてくる。
こう考えていくと日付変更線というのは全く意味がないことが判ってくる。通信や時計技術が発達している現代なら全くない。常にどこかの時刻帯に合わせておけばよい。マゼランの時代はどうか。現代と同じである。ずれることが悪魔の仕業ではなく道理ということが判っていれば、どこかの寄港地で日付をずらすことにすればいいだろう。
*1 日付変更線(2)
*2 日付変更線の昨今事情
*3 初夢(2)
*4 閏年の一日
070615マゼラン一行の日付のずれ*1に関して酷く勘違いしているページを見つけた。日付のずれによって地動説が正しいことが証明された*2と書いてある。どうして日付がずれると地動説が証明されたことになるのだろう。
地動説*3とは、地球は宇宙の中心ではなく、太陽の周りを回る惑星の一つだとする考え方である。これがどうして世界を一周すると日付が一日ずれることと関係してくるのか。太陽が地球の周りを回っていると考えても地球を一周すれば日付がずれる。太陽の運行を基に日付を考えているのだから地動説だろうが天動説だろうが全く関係ない。どうしてこの様な勘違いをしてしまうのだろう。
時差があることは地球が自転しているから、と思っているからだろうか。時刻は太陽や恒星の動きで決められる*4ので、地球が動いているのではなく、太陽や恒星が動いていると仮定しても時差は決められる。地球が自転しているのを直接証明するのはフーコーの振り子*5ぐらいではないか。
日付変更線というのはかなり誤解されている*6のではないか。
*1 日付変更線(3)
*2 ときをまなぼう 時の教室 時の地理ページ
*3 『16世紀』新しい世界観 −天動説から地動説へ−|広島経済大学図書館
*4 正確な時刻
*5 札幌市青少年科学館(科学の質問箱)
*6 日付変更線
070616日付変更線が誤解される*1原因は何か。その名前ではないか。「日付を変更する」線となっているのが勘違いの基のような気がしてきた。
英語の「date line*2」のように「日付線」とすれば誤解が少なくなるかもしれない。「変更」と言う言葉が入っていると何かが変わるような印象ができあがる。
そうではなく日付変更線は単なる世界の日付の起点と考えるようすればいい。各時刻帯で一番最初に新年を迎える地帯と最後に迎える地帯との境目が「日付変更線」であるとする。だから「日付開始線」「日付起線」とでもした方がいい。日付の始まりだから通過すれば日付が違う時刻帯に移動する場合もある*3と考える。日付「変更」線となると、通過した瞬間に日付を変えなければならないという気持ちになってしまう。
実用上、日付を変更するのは目的地に着いてからで十分である。目的地の時刻帯にその都度合わせればいい。
*1 日付変更線(4)
*2 The International Date Line
*3 日付変更線
070617スッポンを見つけた川*1にまた行ってみた。スッポンはいなかったが、カワセミ*2がいた。どこからともなく滑空して来て、橋に沿って設置してある水道管の支えに止まった*3。そこで川の魚を狙っていた。
今までカワセミなんて見たことがなかったので、奥深い山中の清流に棲んでいると思っていた。一時は町の川では見られなくなったようだが、最近は見られるようになったらしい*4。と言うことは、筆者は見られなくなった「一時」に生まれ育って現在に至ったことになる。持っていたカメラ*5では大きく写らないので、もう少し近づいて撮影した*6。次の瞬間逃げられた。
逃げられたと言うよりも魚を捕りに行ったように思える。空中に留まり川の中を伺った後、急降下して川に飛び込んで直ぐに魚をくわえて飛び出てきた。魚をくわえているように見えた。そしてコンクリート製の岸に止まり魚を飲み込んだ。カワセミは暫くそこに佇んでいた*7。
川の中ではミドリガメとイシガメとが悠然と泳いでいた*8。
*1 スッポンがいた
*2 Yahoo!きっず図鑑 - ずかんカード - 鳥類 カワセミ
*3 IMG_3189.jpg
*4 カワセミ
*5 デジタルカメラ(8)
*6 IMG_3190.jpg
*7 IMG_3195.jpg
*8 IMG_3192.jpg
070618すぐ近くに上の娘*1と同級の友達が住んでいる。その友達の妹は下の娘*2とこれまた同級で仲がいい。母親同士も子供のつながりで付き合いがある。その御夫人によるとこの近くにすこぶる美味い酒を造る蔵元があるという。妻は酒が飲めない方ではないが、それ程詳しくはないし執着もない。筆者は酒があまり飲めないが、旨い物には興味がある。
妻は御夫人からその銘柄を聞いたことがあったが、それが何か全然憶えていない。とにかく家の近くの蔵元らしい。近くにはそれほど沢山蔵元があるわけではないので、インターネットで調べればすぐに出てくるだろう。
すぐに判った。萬乗醸造*3という蔵元だった。ここの「醸し人九平次*4」という酒である。結構有名な酒らしく、通信販売で簡単に入手できるようだ。父の日の贈り物用ですぐに欲しかったので、蔵元に電話をしたところ、直売はしておらず、愛知県内では二軒の酒屋でしか取り扱っていないと言う。幸いその一軒は家から自動車で三十分ほどで行ける所*5にある。
酒屋に電話をすると在庫があるというので早速買いに行った。店の御夫人によると日本航空のファーストクラスで出される酒*6らしい。ファーストクラス*7だから相当美味いのだろう。瓶に貼られた札*8に「EAU DU DESIR*9」と書かれているものはフランスのレストランでも出されている*10と言う。
小さい瓶を一本買ったが、自分の分を買うのを忘れてしまった。機会を見つけて又買いに行こう。
*1 ニート島
*2 蛸の足先
*3 醸し人九平次 (株)萬乗醸造
*4 醸し人九平次(かもしびとくへいじ)株式会社萬乗醸造
*5 シンプル地図:Mapion(マピオン) > 「愛知県東海市加木屋町」付近地図 店舗名:酒正(さけしょう) 電話番号:0562-33-7114
*6 SAKE / Inflight Sake Service [ First class ]
*7 SAKE / JAL Sommelier Report [ Kamoshibito Kuheiji ]
*8 日本酒ラベルコレクション[名古屋国税局(愛知県)]
*9 日本酒の鍵本・醸し人九平次・萬乗醸造
*10 menu hiver 2006 Yannick Alleno Le Meurice restaurant
070619実家の直ぐ近くの空中を通る高圧送電線が撤去されだしている。まさに撤去の最中で、途中までは鉄塔*1だけになっており、少し離れた場所では電線が残っている。
この送電線は木曽幹線*2と呼ばれ、関西電力の施設らしい。木曽谷の水力発電で発電された電力を関西地方に送る施設*3として八十年前に建設された。木曽谷と大阪とを結ぶ電線は、途中、尾張地方の北東から南東を貫いている。この送電線は関西電力の前身である大同電力の福沢桃介*4と言う人が作ったらしい。
実家では、この高圧送電線をどうやって撤去するのか、が話題になっているらしい。順番に残っている送電線を利用して巻き取ればいいが、最後の一本はどうやって巻き取るのか。送電線の真下には民家や普通の電柱に架けられた電線がある。そのまま垂らせばそれらに掛かってしまう。筆者の父*5は、最後の一本の巻き取る作業を確かめたくて時々作業風景を眺めているが最後の一本の撤去作業を見かけたことがないと言う。
ヘリコプターを使えばできそうだ。しかしいちいちそんな大仰なことをするのだろうか。
風船ではないだろうか。最後の一本になったら徐々に細い紐に換えて巻き取り、最後に一番細くて軽い紐になったら先端に風船を付けて巻き取る。調べてみるとそういった撤去方法*6は実際にあるようだ。模型のヘリコプターを使う方法*7もあるらしい。
*1 そこに鉄塔がある
*2 関西電力歴史ある幹線鉄塔2
*3 木曽川history part4 [関西電力]
*4 年譜 [関西電力]
*5 双子の順序
*6 送研リポートH17 送電線撤去工事におけるバルーン利用による最終ロープ回収工法の概要
*7 技術開発(RCへリパイロットロープ延線機)
070620専門用語で鉄塔によって空中に架けられた電線を使って送電することを「架空(がくう)送電*1」と言うらしい。対して地下にトンネルを掘ってそこに電線を這わせる送電を「地中送電*2」と言うようだ。架空を想像したものの意味と間違われないようにわざわざ「がくう*3」と濁って読むようだ。
送電線の撤去*4について調べている途中に、このことを知った。かなり違和感がある。仲間内でわざと違う読み方をする場合はある。「口腔(こうこう)*5」を医学関係では「こうくう」*6と読むらしい。何と混同するのを避けてそう読むようになったかよく解らないが、これが定着しているようだ。「首長(しゅちょう)」も一部では「くびちょう」と読む*7。
誤解を回避しようとして「私立(しりつ)」を「わたくしりつ」と読むように目的がはっきりしている場合と違い、「こうくう」や「くびちょう」は誤読が定着してしまい引き下がれなくなった例だろう。「がくう」もそうではないか。「かくうそうでん」と聞いて「想像上の送電」と想像する人はどれくらいいるのだろう。少なくとも電力関係者にはいないような気がする。
それにしても「架」という漢字を「が」と読んでしまった原因は何か。「懸架」「書架」「開架」「閉架」「架橋」「高架」「十字架」「架台」どれも「が」と濁る読み方はない。「加」が含まれる漢字で「が」と読むのは伽藍*8の「伽」と「賀」ぐらいだ。これらと「架」を混同することもないだろう。すると何かのためにやはり故意に「がくう」と読むようになったのか。
「架線(がせん)*9」からか。まず最初に「河川」などと区別するために「架線」を「がせん」と読むようになったのではないか。「架線」と「河川」とでは発音が全く違うので通常は混同するはずがないが、発音する人の出身によっては「橋」「箸」や「雨」「飴」の様に逆転する場合があるだろう。架線が「がせん」ならば架空も「がくう」だ、ということで「がくうそうでん」という言葉が出来上がったかも知れない。
*1 送電線
*2 定義
*3 TEPCO : 電気・電力辞典 | 地中配電線
*4 高圧送電線の撤去
*5 こうくう 0 【口▼腔】 - goo 辞書
*6 日本口腔咽頭科学会
*7 首長
*8 伽藍のご案内-薬師寺公式サイト|Guide-YAKUSHI-JI TEMPLE
*9 線路に関する安全管理|りんかい線<りんかい線の災害・安全対策>
070622少し前から保育園に通う一番下の娘*1が「番号の問題を出してくれ」と頼むようになった。番号の問題とは、簡単な足し算である。1足す2とか3足す5はいくつか、という問題を出すともっと難しい問題を出せと言う。ならば7足す8は、と聞くと暫く考えて15と答えを出す。
答えが10以上だと両手で足りないので、上手く計算できないだろうと思ったが、ちゃんと答えを出した。しかも指を折ることは一切しなかった。上の二人の子供達は10以上の答えになる足し算の時でも何かしら器用に両手の指を使って計算していた時期があった。下の子はそれをやらない。
もっと難しい問題を出してやった。9足す9足す9は、と聞くと何十秒か考えて27と答えを出した。この時も指を使わない。一体どうやって計算しているのか。筆者の場合、足し算の九九*2が頭の中にあってそれを基に頭の中で筆算をして計算している。
娘にどうやって計算しているのか尋ねてみると「頭の中で考えている」という答えしか返ってこない。おそらく自分が行っている手順を説明することができないだけだろう。それにしてもどういう手順で計算しているのだろう。
*1 エビちゃんとアブちゃん
*2 実践記録算数1年
070625英語で石は「stone*1」である。これの語源は石を落とすと「すとーん」と音がするからと真剣に解説する人がいた、という記述を読んで笑えて仕方がなかった。
「すとーん」なんて純日本語の擬音のような気がするが、どうなのだろう。それに「stone*2」のように短い単語の語源というのは殆ど遡れない*3のではないか。
「news」「history」「peninsula」*4などの偽語源説は少し考えればおかしいことが判るが、一見本当らしく思えるので質が悪い。一方、「すとーん」語源説は微笑ましくていい。
*1 Scotland, Stone of Destiny in Edinburgh Castle
*2 stone. The American Heritage® Dictionary of the English Language: Fourth Edition. 2000.
*3 Online Etymology Dictionary
*4 newsの語源
070626いつもスライドフィルム*1の現像を頼んでいる店が潰れた。スライドフィルムはリバーサルフィルム*2とも言う。フィルムの画像の色は、通常のフィルムのように反転していないでそのままの色になっているから「reversal*3反転」と名付けられている。通常のフィルムは「ネガ(negative)、陰画」と呼ばれるのに対して、スライドフィルムは「ポジ(positive)、陽画」ともいう。
半年ほど前、件の店で現像を頼んだら、少し前まで二、三日で仕上がってきたのが一週間ぐらいかかるようになった。フィルム現像の需要が激減*4して、現像所の回収の頻度が低下したためである。この時考えたのは、その店でのスライドフィルム現像の取次はなくなってしまうかも知れないので、他の取次店を探さなければならない、ということだった。
結局、スライドフィルム現像取次だけではなく、店そのものが潰れてしまった。フィルムを三本持って現像を頼みに行ったら店が閉まっていた。開店時刻は過ぎているのに変だなと思いながら横にある郵便受けを覗くと「業務を停止します」と書いてある。
少し離れたところにもう一軒写真屋があるので、そこで現像することにした。やはり一週間ぐらいかかるという。スライドフィルム現像はどうなるのだろう。
*1 FUJIFILM | パーソナル製品 | フィルム/カメラ | フィルムカメラ | スライドプロジェクター | スライドプロジェクター アカデミカ
*2 FUJIFILM | パーソナル製品 | フィルム/カメラ | フィルム | リバーサルフィルム
*3 re・ver・sal - goo 辞書
*4 リバーサルフィルムの現像
070627宮沢賢治*1の作品に「やまなし*2」というのがある。この作品を初めて読んだのは、小学六年生の頃である。国語の教科書に掲載されていた。教科書の挿絵には少し薄い紺色を背景に黒い蟹や丸い果物が描かれていたような気がする。何となく藤城清治*3の絵を思い出す。「やまなし」はそれ以来読んだことがない。
「クラムボン」という正体不明のものが登場する。確か教科書の注釈ではアメンボ*4と解説してあったので、今までアメンボのことだ*5と信じていたが、実はよく判っていないらしい。そのことは大した問題ではない。最近知って驚いたのはその読み方である。
「くらんぼん」と読むらしい。「くらむぼん」とそのまま読んでいた。本当に「くらんぼん」なのだろうか。その根拠は「ランプ」を「ラムプ」と宮沢賢治は作品の中で表記しているかららしい。根拠がこれだけでは弱すぎる。「ラムプ」は宮沢賢治独特の表記ではなく、かっては普通に「ラムプ」と 表記した*6。だから「クラムボン」を「くらんぼん」と読む根拠には一切ならない。
そもそも日本語で「らむ」と表記して「らん」と読むのは推量の助動詞の「らむ(〜しているのだろう)」ぐらいしか思い付かない。「霍乱*7」「団欒*8」「欄間*9」「乱暴*10」など、全て歴史的仮名遣いでも「らん」と書く。
となると宮沢の造語の「クラムボン」をわざわざ「くらんぼん」と読む必要はないのではないか。造語ならば「くらむぼん」と仮名通りに読むのが道理だろう。
もう一つ。「やまなし」を地名の「山梨」と同じ発音で読んでいた。これも違うらしい。「山梨県*11」「山梨市*12」「山梨岡神社*13」の場合の「やまなし*14」と同じように発音するようだ。
*1 ヴとバャ
*2 やまなし
*3 藤城清治 影絵の世界
*4 アメンボ
*5 宮沢賢治/やまなし クラムボンの正体
*6 正岡子規 ラムプの影
*7 かくらん くわく― 0 2 【▼霍乱】 - goo 辞書
*8 団らん
*9 大阪欄間
*10 11/24 しかおい健康まつり
*11 山梨県-県庁トップページ
*12 山梨市 市民情報トップページ
*13 きの神
*14 宮沢賢治「やまなし」の学習
最近、近所で不審者が出没しているらしい。そしてついには筆者の家の横に潜んでいたと子供達が騒いでいた。保育園に通う下の娘*1も見たという。娘によるとその不審者はマスクをしてサングラスを掛け、帽子をかぶり、襟巻きのような物を首に巻いていたようだ。そして刃物のような物を手に持っていたというのだ。
警察に通報し、色々調べてもらったが、はっきりしたことは判らなかった。数週間前にも夜中の二時頃に近所の犬が騒いでいたらしい。筆者は全く気付かなかったが、その時、妻は犬の鳴き声で目が覚めたと言っていた。明くる朝、犬を飼っている家の隣には何者かが侵入した跡が残っていたようだ。一連の出来事で辺りは騒然としている。
違う見解が出てきた。子供達が見たのは庭師か何か外で作業をしていた人ではないかということになってきた。ほこりを避けるために帽子や首に手拭い*2を巻いていたかも知れない。サングラスにしても真っ黒ではなく少し色の付いた眼鏡とも考えられる。刃物のような物はのこぎりとか植木ばさみのようなものかもしれない。子供達しか目撃していないので、話が朦朧*3としているし大人達の質問の仕方でその内容がころころ変化していく。
いずれにしても物騒なので少し気を付けなければならない。
*1 蛸の足先
*2 己已巳
*3 oboroguruma.jpg
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