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雑記草商店
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0803雑記草
080309酒の飲み会をやるということで、知人が「九平次*1」を持ってくると言った。安く手に入ったらしい。ところが「九平治」と書いてある。「次」ではなく「治」だ。製造者を見れば九平次と同じ株式会社萬乗醸造*2で住所も間違いない。一体どういう事か、飲み会では当然の事ながら結論は出なかった。
九平次を取り扱っている近くの酒屋*3で「九平治」と「九平次」との違いを聞いてみた。すると「あら、ほんとだ」と指摘されて初めて酒の名前に「治」と「次」とがあることに気付いたようだった。
webで調べてもよく判らない。蔵元は久野九平治*4というらしい。これが由来だろうが、使い分けはどうなっているのか。
*1 旨い酒
*2 醸し人九平次 (株)萬乗醸造
*3 愛知県東海市加木屋町付近地図:シンプル地図:Mapion(マピオン)
*4 ワタナベ酒店 夢酒便 地酒>萬乗醸造
080313久し振りに雲の中の虹を見た。雲の中の虹*1とは、太陽の近くの雲に虹ができているのを指しており、太陽の反対*2にできる通常の虹*3とは違う。
こんな様子*4だった。太陽の真下にかすかに虹が見える。太陽に近い方から赤黄青と色が出ている。雲が丁度その位置に流れてくると虹が現れる。だから虹は何度も現れては消えたりを繰り返していた。
専門的には雲の中の虹ではなく、「彩雲 *5」と言う。高層のすじ雲*6などでよく見られる現象*7らしい。よく見られるという割には殆ど見た経験がない。虹と違ってはっきり見えないので、殆ど気付かないからだろうか。
*1 彩雲
*2 虹と暈
*3 niji05.jpg
*4 saiun.jpg
*5 彩雲
*6 巻雲の説明
*7 彩雲とは - お天気キャロット
080317ふと、食卓に出されていたドレッシングの瓶を手にとって眺めていたら、瓶の肩の部分に小さな突起が数個並んでいた。点字*1だとすぐ気付いた。
こういう心遣いが消費者を安心させる。ここまで気を使っているのかと。実際にドレッシングに点字の表示を必要としている人々はかなりの少数派であるが、その人々のために費用を掛けてまで実施している。そこまでやっているのなら他も大丈夫だろう、と思いたくなる。このように最終的にはこのドレッシングの殆どの売上げに貢献している「点字を必要としない人々」への訴求効果を狙っているのだが、これは商売として正しい道であろう。無心でやっていれば神か仏かと言うことになるが、企業である以上それはあり得ない。
点字で何とかいてあるのだろう。記載されている文字数は少なそうである。「きゅーぴー どれ*2」と書いてあるようだ。それにしても点字はいつ頃からあるのだろう。明治時代に石川倉次*3という人が完成させたらしい。六点で構成された点字の起源は西洋であり、ルイ・ブライユLouis Braille*4という人が発明した*5ようだ。ローマ字用であったのを石川倉次が日本語の五十音に翻訳した。
中国語や朝鮮語はどのように点字で表記するのか。色々工夫されている*6ようだ。朝鮮語のハングル*7は、日本語の仮名や西洋語のローマ字と同じように表音文字なので、ハングル*8をそのまま点字に置き換えれば朝鮮語の点字ができるはずだ。ところがハングルの一文字は十の基本母音と十四の基本子音その他との組み合わせで構成される*9ので、六点の点字一字とそのまま対応させることができない。そこで母音、子音を表す記号をそれぞれ六点の点字に対応させる様になっている*10。
*1 とほほの点字入門
*2 ニュースリリース|キユーピー
*3 i style 人物伝
*4 Louis Braille
*5 Duxbury Systems -- Louis Braille and the Braille System
*6 世界の点字
*7 ハングル
*8 ハングルの基本|韓国語(ハングル)|「コネスト」
*9 韓国観光公社公式サイト:ハングルについて
*10 The Korean Version of braille System
080325久し振りにパノラマカー*1に乗った。パノラマカー*2とは名古屋鉄道*3の前面全展望型車両の愛称で、名古屋鉄道の顔である。
小田急*4のロマンスカー*5に似ているが、パノラマカーの方が先に世に登場*6した。
一般の車両と違い、座席指定特急用の車両だが、かなり昔から一般車両としても使用されていた。とは言え、急行車両に使われていたような気がする。ここ数十年は各駅停車列車によく使われている。
乗ったのは各駅停車のパノラマカーだった。名古屋鉄道では各駅停車を『普通』と呼ぶ。
幼少の頃の事を思い出した。今は亡き祖母が従兄弟を連れて遊びにきた。従兄弟が住んでいたのは同じ愛知県尾張地方*7であったが、名鉄の電車路線*8から離れていたため、滅多に乗る機会がなかった。
その日、名鉄電車で祖母と従兄弟と出掛ける事になり駅で電車を待っていた。従兄弟がパノラマカーに乗りたいというので、ホームの駅員に祖母が「今度来る電車はパノラマカーなのかどうか」を聞きにいった。駅員はどんな種類の車両が来るかは判らないと答えた。
到着した列車はパノラマカーではない通常の車両*9であった。
*1 名鉄パノラマカーのページ
*2 パノラマカー 7000系 | 名古屋鉄道
*3 名古屋鉄道
*4 東北沢まで
*5 1963年 昭和38年●小田急電鉄(株)に3100形電車を納入
*6 名鉄特急の歩み | 名古屋鉄道
*7 県内の市町村 | 愛知県
*8 名鉄路線図
*9 車両一覧 | 名古屋鉄道
近所にあるリサイクル屋*1で、何かないかと見ていたら、テレホンカード*2が大量に安く売っていた。
値段を見ると50度数のカードが400円、105度数のカードが850円だった。度数が半分の50度数の方が安くなっているではないか。どんな物でもまとめて買えば、安くなるのに、ここのテレホンカードは105度数の方が高く設定されている。
本来の売価はそれぞれ500円と1000円で、105度数の方が1度数の単価が9円52銭と安くなっている。しかしリサイクル屋の価格は50度数の単価は8円に対して、105度数の単価は8円10銭である。こんな値段の付け方でも105度数はちゃんと売れているようだった。携行性の点から105度数の方を高めに設定しても売れるのだ、という解釈があるかもしれない。それならば本来の売価の意味は何なのか。普通は高くしたら売れない。
おそらく店は、50度数を二枚買うと100度数で800円、一枚で105度数ならば50円足して850円と言った具合に値段を付けたのだろう。105度数を買う客はどちらも同じと勘違いしたのではないだろうか。そして二枚買うより一枚の方が財布がすっきりすると思ったのだろう。
もしかしたらカードで電話代を払う場合は一枚あたり50円の手数料がかかる*3から1度数の単価が数十銭しか違わないなら105度数を買った方が得になると考えたのかもしれない。多分そうに違いない。わざわざ高い物を意味もなく買う客はいないだろう。
筆者は携帯電話を持っている*4が、近くに公衆電話があれば使うのでカードも使う。安い方がいいに決まっているので50度数のカードを800円で二枚購入した。
*1 チェス
*2 ITmedia Biz.ID:財布に眠るテレホンカードを活用する
*3 磁気テレホンカードのこんな使い方 | NTT西日本
*4 携帯電話を買った
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